『SFが読みたい! 2019年版』の訂正

『SFが読みたい! 2019年版』ですが

 

過日は「SF読みたい!」アンケートへのご投票ありとうございました。
50p「マイ・ベスト5[国内篇]」の岡和田さまのご投票内容について、
「エヌ氏」の著者樺山三英氏の表記になってしまっておりました。
こちらの編集ミス・校正抜けであり、誠に申し訳ございません。
 
読者宛には後日ランキングの結果をウェブ記事として上げますので
その際にお詫びと訂正を付記させていただければと考えております

という丁寧な連絡を編集さんから頂戴し、その訂正が出ました。

 

みんなは何冊読んだ?『SFが読みたい!』ベストSFランキング2018|Hayakawa Books & Magazines(β) @Hayakawashobo|note(ノート) https://t.co/RUlxrCMXpI

早川書房公式 (@Hayakawashobo) 2019年2月22日

 

SFが読みたい!2019年版

SFが読みたい!2019年版

 

 

 

 

「Role&Roll」Vol.173に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第四十九回「燭台の灯のごとくに俗世を照らせ――東方の柱頭行者たち」が掲載

Role&Roll」Vol.173には、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第四十九回「燭台の灯のごとくに俗世を照らせ――東方の柱頭行者たち」が、掲載されています。アナトール・フランス『聖女タイス』やウンベルト・エーコ『バウドリーノ』でも語られる隠者についての解説です。

 

Role&Roll Vol.173

Role&Roll Vol.173

 

「Role&Roll」Vol.173に、『エクリプス・フェイズ』の入門シナリオ「オールト雲の彼方へ」が掲載

 発売中の「Role&Roll」Vol.173に、『エクリプス・フェイズ』の入門シナリオ「オールト雲の彼方へ」が掲載されています。オールト雲は、海王星の軌道の外側、カイパー・ベルトや散乱円盤よりも、さらに外側にあります。太陽系内でもっとも「遠い」場所へ赴く、センス・オブ・ワンダーをご堪能ください!

Role&Roll Vol.173

Role&Roll Vol.173

 

「ナイトランド・クォータリー・タイムズ」Issue.01に「ぼくらがクトゥルーに出会ったころ」、「「宇宙の片隅、天才シェフのフルコース」の背景」を寄稿

 「ナイトランド・クォータリー」vol.16より、定期購読者向けのペーパーもリニューアルしました。その「ナイトランド・クォータリー・タイムズ」Issue.01に、「ぼくらがクトゥルーに出会ったころ」および「「宇宙の片隅、天才シェフのフルコース」の背景」を寄稿しました。
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「現代詩手帖」2019年3月号に、麻生直子『端境の海』書評を書きました

 発売中の「現代詩手帖」2019年3月号に、麻生直子『端境の海』(思潮社北海道新聞文学賞詩部門受賞作)の書評「植民地の「空隙」を埋める」を寄稿しました。これまで詩人が発表してきた詩集を全作読んだ上で、あえて、その「政治性」に着目することにしました。Book欄に書いたのは初めてです。

現代詩手帖 2019年 03 月号 [雑誌]

現代詩手帖 2019年 03 月号 [雑誌]

 
端境の海

端境の海

 

「ナイトランド・クォータリー」vol.16「化外(けがい)の科学、悪魔の発明」が、2月27日頃に発売

幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌《ナイトランド・クォータリー》vol.16「化外(けがい)の科学、悪魔の発明」が、2月27日頃に発売となります!
私は、「『ディファレンス・エンジン』と二元論」、「K・W・ジーターの「悪魔の発明」」、「ネメシスとハーサ 「ギガントマキア1945」の詩学」と、3本の批評を書きました。
また、今号は編集にも参加し、キム・ニューマン「秘薬狂騒曲」、クラーク・アシュトン・スミス「悪の信奉者」、ナサニエル・ホーソーンハイデガー博士の実験」、ナンシー・キルパトリック「健康で文化的な怪物の生活」等の解説も寄せています。
さらに今号は、アンドリュー・ペン・ロマイン「宇宙の片隅、天才シェフのフルコース」(訳:待兼音二郎)も掲載。こちらは、本邦初紹介の作家によります、『エクリプス・フェイズ』のシェアードワールド小説です! 「Role&Roll」Vol.172のシナリオ「宇宙アリーナ:血肉の美食」ともリンクします。 

ナイトランド・クォータリーvol.16 化外の科学、悪魔の発明

ナイトランド・クォータリーvol.16 化外の科学、悪魔の発明

 

2019/3/8(金)19:30~『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房)発売記念!座談会その後/ゲスト:岡和田晃・東條慎生・山城むつみを開催

東京・赤坂の双子のライオン堂書店で、3月8日に『骨踊り 向井豊昭小説選』発売記念イベントを開催します。ぜひお越しください。

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2019/3/8(金)19:30~『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房)発売記念!座談会その後/ゲスト:岡和田晃・東條慎生・山城むつみ

骨踊り

骨踊り

 

 

『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房)発売を記念しトークイベントを開催します。
ゲストに、当巻巻末で鼎談に参加された岡和田晃さん、東條慎生さん、山城むつみさんをお迎えします。
語りつくせなかった話や本書の魅力をお話いただきます。

<担当編集さんよりメッセージ>

みなさんは向井豊昭さんという小説家を知っていますか。

今回の本は「向井さんの名刺代わりの一冊を作りたい」、 というか、「こういう本があれば、 向井豊昭という重要な作家をもう誰も無視できないだろう」 という意気込みで担当しました。と同時に編集の過程で、 アイヌ差別や部落運動の歴史など――近現代日本の色々な問題が、 小説の背景として実に根深く存在していることを痛感しました。 向井さんの小説を読むことは、 いまに生きるわれわれをきっと力づけてくれるはずです。

本書所収の解説鼎談に参加された三人の方に、 そこでは語り尽くせなかった向井作品の魅力を、 更に深掘りしていただきます。

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日時:2019年3月8日(金)19:30~21:00 (19:15開場)
場所:双子のライオン堂書店(赤坂6−5−21-101)
参加費用:事前予約:1500円、当日:1800円
定員:15名程度
お問い合わせ:info(a)liondo.jp
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<出演者紹介>

岡和田晃(おかわだ・あきら)
1981年生。文芸評論家・ ゲームデザイナー・東海大学非常勤講師。著書に『向井豊昭の闘争 異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』(未來社)、『 反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か』(寿郎社)ほか。編著に『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』(未来社)など。翻訳書に『アンクル・アグリーの地下迷宮』 (グループSNE)ほか。

東條慎生(とうじょう・しんせい)
1981年生。ライター・「 向井豊昭アーカイブ」運営者。季刊「未来」(未來社)に「『 挾み撃ち』の夢 後藤明生の引揚げ(エグザイル)」を連載。「図書新聞」、「 北海道新聞」等に寄稿。岡和田との共著に『北の想像力 〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅』(寿郎社)、 『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社)ほか。

山城むつみ(やましろ・むつみ)
1960年生まれ。文芸評論家・ 東海大学文化社会学部文芸創作学科教授。著書に『 文学のプログラム』『ドストエフスキー』(講談社文芸文庫)、『 連続する問題』(幻戯書房)、『小林秀雄とその戦争の時 『ドストエフスキイの文学』の空白』(新潮社)など。