ポール・ド・マンの『美学イデオロギー』を思い切って購入する。この手の本を買うのはずいぶん久しぶりである。 ド・マンについてはざっと教科書的な知識しかなかったのだが、ざっと一読するとずいぶん印象が変わった。 デリダの書き方がレトリックに逃げて…
▼絶え間なく文章が逸脱していくテクストに惹かれ続けている。*1 ▼それがなぜ魅力的に感じられるかというと、ある種の明快な断言からはほど遠い言い回しによって、普通ならば通り過ぎてしまうような切り捨てられた生の断片を拾い上げて寄せ集め、そこから総体…
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