「図書新聞」2017年10月28日号に、門倉直人さんとの対談「文学としてのゲーム研究」が掲載。

 「図書新聞」2017年10月28号に、『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』の発売を記念し、なんと4面をまるまる使って、RPGローズ・トゥ・ロード』のデザイナー門倉直人さんとの対談「文学としてのゲーム研究 ゲームのナラティヴ、複数性からポストヒューマニズム、政治性まで」が掲載されています。
 この「文学としてのゲーム研究」が画期的だと思うのは、「図書新聞」のような商業学術紙でRPGやその周辺をきちんと論じることができたことですね。デジタルなRPGの出発点にはアナログなRPGがあるわけですが、ネットゲームやナラティヴゲームなどもそうだといえます。門倉さんはそれらをいずれも手掛けたパイオニアなのです。
 告知を広く拡散していただき恐縮の至りですが、デジタル中心の価値観とは異なる批評的な問題提起を「サブカル評論」ではない文学論として立てました。「図書新聞」のような商業学術紙でこそ届く層に、少しでも訴えられればよいのですが。
 全国の主要書店で現物が、コンビニでダウンロード版が購入できます。
 

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』反響その3(商業媒体編)

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』の反響が商業媒体に出ています。
 まず、「週刊読書人」2017年7月27日号に、宮本道人さんの書評「RPGの概念を経由することで「批評」の拡張に成功した批評」が出ています。


 続いて、「北海道新聞」2017年8月20日(日曜版)に紹介が出ました。
 渡邊利道さんが、第38回日本SF大賞へエントリーしてくださいました。

 松坂健さんが、「ミステリマガジン」2017年11月号の時評で取り上げてくださいました。