『Role&Roll vol.45』


 アナログゲーム総合情報誌『Role&Roll』Vol.45(アークライト/新紀元社)に、4月27日のゲームマーケット2008というイベントのレポート記事を書きました。

Role&Roll Vol.45

Role&Roll Vol.45

 レポートは毎回切り口を変えるべく限られたページのなか趣向を凝らしているので、機会があれば見てみてください。アナログゲームは着実に盛り上がってきています!


 あまりWebでは言及してませんが、僕はRPGだけじゃなくボード/カードゲームも好みます。最近だと『タンホイザー』『将軍』『大聖堂』『アルハンブラダイス』『ローゼンケーニッヒ』『Hundred Days Campaign』『ごいた』『フランス革命カードゲーム』なんかを遊びました。


 ゲームマーケットではこっそりゲームブックも売っているということで思い出せば、僕はゲームブックマニアでもあったりします。
 オールタイムベスト5冊を上げると、


 1、P・バーカー他『冒険者の帰還』(ギリシア神話ゲームブックの3冊目。予想外の展開の連続)
 2、奥谷晴彦『魔城の迷宮』(カルヴィーノの小説『見えない都市』をモチーフにしたヴィジュアル立体迷宮ゲーム)
 3、ロビン・ウォーターフィールド『恐怖の幻影』(『ファイティング・ファンタジー』の後期作。夢エルフを遊ぶ)
 4、マイクル・スタックポール『恐怖の街』(『T&T』ソロアドベンチャー。おそらく世界最初のゲームブック。自由度が高く、メチャクチャぶっとんでる)
 5、J.H.ブレナン『ドラキュラ城の血闘』(ケレン味溢れるユーモアで知られる。途中、ドラキュラになってもドラキュラ視点から冒険を続行できるのが秀逸)


 となったりしています。1冊選ぶならば『魔城の迷宮』がお勧めでしょうか。これはすごいですよ。

魔城の迷宮―ミステリ迷路ゲーム (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

魔城の迷宮―ミステリ迷路ゲーム (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

 


 他の記事はやっぱり特集の『ガンドッグゼロ』か。楽しみで仕方がない。
 あとは、『シャドウラン』はテクノマンサーなのね。
 『クトゥルフ』のハイパーボレア紹介も素晴らしい。こちらには紹介されていませんが、ハイパーボレアものとしては、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(クラシック)の『アンバー家の館』も、クラーク・アシュトン・スミスの『イリューニュの巨人』と同じ世界観を扱っているので、重要です。