JGC2008の『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版体験卓は、大成功でした。

 報告が遅くなりましたが、8月23日と24日に開催されたジャパンゲームコンベンション2008での『D&D』第4版体験セッションは、1回目も2回目も、非常にうまくいきました。参加いただいた方、どうもありがとうございました。

 聞いた話では『D&D』の抽選のために50人以上の行列が出来ていた模様です。かなりの期待を感じました。こちらもテンションを上げて臨み、充分な手ごたえを感じた次第です。

 シナリオは10月31日に発売が予定されている『シャドウフェル城の影』(クイックスタートルール&作成済みキャラクター&シナリオ集。これ1冊で4版が体験できるもの)の前半部を、Wizards of the Coast社の会員制サイト「D&D INSIDER」に掲載されているコンバート案をもとに、舞台をエベロン世界へとコンバートして遊びました。

シャドウフェル城の影 (ダンジョンズ&ドラゴンズ H1 英雄級アドべンチャー・シナリオ1)

シャドウフェル城の影 (ダンジョンズ&ドラゴンズ H1 英雄級アドべンチャー・シナリオ1)

D&Dノベル シャーンの群塔 上 [ドリーミングダーク第1部] (HJ文庫G キ 1-1-1 ダンジョンズ&ドラゴンズ)

D&Dノベル シャーンの群塔 上 [ドリーミングダーク第1部] (HJ文庫G キ 1-1-1 ダンジョンズ&ドラゴンズ)

D&Dノベル シャーンの群塔 下 [ドリーミング・ダーク第1部] (HJ文庫G)

D&Dノベル シャーンの群塔 下 [ドリーミング・ダーク第1部] (HJ文庫G)

 舞台となる冬越村を拠点に動き、複数のクエストをこなすという内容で、パーティごとに意思決定の手順が異なるものとなるという、『D&D』らしい、「PCが主体的に目標を制定する」楽しさを体感いただけたものと思います。
 興味深かったのは、初日に僕の卓に来た方々は、『D&D』第3.5版の経験者がほとんどだったのに、2日目に来た方々は全員が『D&D』第3版以降の未経験者だったということですね。
 にもかかわらず、どちらもプレイヤーの方にはとても好評で、ほっとしました。特に2日目は「第4版のダンジョンマスターやります!」と目を輝かせて言っていただき、DM冥利に尽きると感じることしきり。
 どうもありがとうございました!

 『R&R』の新作発表会を見て、帰宅、タスクに戻った次第です。
 相手していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 もちろん、私淑する諸先生にもご挨拶させていただきました。去年のJGCで、少しお話しただけでしたのに、安田均さんに憶えていただいていて、驚くとともに、非常に恐縮でした。
 『334』の解説を書かれたことがあるだけに、安田さんはトマス・ディッシュの自殺にショックを受けておられました。

334 (1979年) (サンリオSF文庫)

334 (1979年) (サンリオSF文庫)

 『D&D』と『ウォーハンマーRPG』の展開に激励をいただきました。ありがたく思っています。微力ながら、僕もRPG発展のために力を尽くす所存です。