「図書新聞」2015年8月15日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評　第6回　戦後70年、日常化した「内なる植民地」」が掲載されています。

　「図書新聞」2015年8月15日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評　第6回　戦後70年、日常化した「内なる植民地」」が掲載されています。今回は、芥川賞（第153回）批判をマクラとし、以下の作品に言及しています。
　すでに書店に並んでおりますので、お手にとっていただけましたら幸いです。

・「水木しげる出征前手記」（「新潮」）
・今日マチ子＋小林エリカ「日常と想像力で戦争に抗う」（「すばる」）
・ミハイル・シーシキン（奈倉有里訳）「僕達の勝敗――戦後七十年に寄せて――」（「新潮」）
・清水良典「デビュー小説論「川上弘美『神様』」（「群像」）
・「原民喜　未発表書簡および全集掲載作品五点」（「三田文学」）
・玄月「占有者」（「三田文学」）
・西田勝「なぜ「内なる植民地」か」（「フォーラム　内なる植民地」内、「植民地文化研究」）
・古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』（新潮社）
・新谷行『アイヌ民族抵抗史』（河出書房新社）
・東千尋編訳『オディッセアス・エリティス詩集』（土曜美術社出版販売）