北海道新聞連載「現代北海道文学論」第1回「『北方論』から惑星思考へ」(岡和田晃)

 日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなっている『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。
 より詳しくは、日本SF作家クラブ公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」での紹介記事をご覧いただきたいと思いますが、第1回は岡和田晃が「『北方論』から惑星思考へ」と題した総論を寄稿いたしました。中野美代子の『北方論』の現代的意義から、ガヤトリ・スピヴァク巽孝之の理論に基づく「惑星思考」という「他者」の探求を訴えかけ、また北海道文学から世界文学への転換点として、荒巻義雄『白き日旅立てば不死』等を紹介いたしました。
 寿郎社のFacebookでも紹介記事が出ておりますので、あわせてご覧ください。

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

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北方論―北緯四十度圏の思想 (1972年)

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