「SFマガジン」2015年12月号の「てれぽーと」欄に掲載いただきました。

 「SFマガジン」2015年12月号にて、同10月号の論考「ボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』〜以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら?〜」(前島賢)に顕著な、ある種の論調に対して、批判と問題提起を行いました。この問題は雑誌という公器におけるパブリックな議論として進めていくのが最良と判断したからです。詳細は12月号の「てれぽーと」欄をご覧ください。「SFマガジン」はこの「てれぽーと」欄(投書、意見交換欄)で意見表明をするという伝統的な文化があり、過去、私も何度か活用させていただきました。実に貴重なものだと思います。
 拙稿を掲載に値すると判断いただいた編集部、コメントをいただいた塩澤編集長、読んだよと連絡を下さった方々にこの場を借りて感謝いたします。

2015.12.30追記:翌日2016年2月号の「てれぽーと」欄には前島氏の反論はなかったのを確認しました。この事実をもって、私が批判した「界隈」が、無根拠な放言を繰り返していることが、立証されたに等しいと、私は受け取りました。