アナログゲームを扱う専門書籍「Role&Roll」Vol.139に、連載「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第32回が掲載されています。ファンタジー小説やゲームに出てくる中世ヨーロッパの背景を、蛮人オドアケルと司祭のアマリア、あるいはダークエルフのフィンディとドワーフのガリーのコンビによる掛け合い、そして見田航介さんの美麗なイラストでわかりやすく紹介するという連載です。今回の第32回は「鉱脈見つけて一発当てろ!――中世の水車と鉱山」。いわゆる技術史シリーズの第1回、とでも申しましょうか。
「「中世の産業革命」と水車」、「鉱山の成立とその仕組み」の二章立て。見田航介さんのイラストは「水車の種類」。「風の強い西欧北西部では風車も水車と同様に、横型から縦型(風を受けれるように向きの回転機構つき)へと発達していきました。鉱夫の賃金は掘った鉱石で支払われ、鉱山の入り口で待っている金属細工師が買い取って換金、というシステムだったようですね」とは見田さんのコメント。
見田さんがTwitterにあげておられたイラストの一部。
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