本日発売の「図書新聞」2016年7月9日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第17回「表象の奈落を凝視し、そこから一歩踏み出す開拓文学」が掲載されています。今回はバラク・オバマの広島訪問、沖縄の殺人・強姦致死事件などから始まり、以下の作品を取り上げました。
・「文學界」特集「民主主義の教科書」
・今村夏子「あひる」(「たべるのがおそい」)
・山下澄人「しんせかい」(「新潮」)
・円城塔「バベル・タワー」(「たべるのがおそい」)
・堀井拓馬「あまりに春で悲しい獣」(「早稲田文学」)
・諏訪哲史「幻聴譜」(「すばる」)
・アリエット・ドボダール「失踪した旭涯(しゅうや)人花嫁の謎」(小川隆訳、「S-Fマガジン」
また、古川日出男「ミライミライ」、倉本聰『北の国から』、石川義正『錯乱の日本文学』、仁木稔〈HISTORIA〉シリーズにも言及いたしました。
あまり知られていないようですが、「図書新聞」はコンビニから簡単に有償プリントアウトできますので、どうぞご利用ください。
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