「Role&Roll」Vol.175に『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「七惑星の聖書」が掲載

 「Role&Roll」Vol.175にトランスヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』の入門シナリオ「七惑星の聖書」が掲載。
 終末論カルト「輝く聖者の教会」の陰謀を挫くため潜入捜査をするシナリオ。「ナショナル・ジオグラフィック」の「聖書ハンター」にインスパイアされた作品ですが、SFならではの味付けも!

Eclipse Phase Japanese Edition's new gaming senario"Bibles of Seven planets" has just published on Role&Roll magazine vol.175 !

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Role&Roll Vol.175

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「Role&Roll」Vol.175に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第50回「魔法の巻物と呪文書の原型――中世の写本」が掲載

Role&Roll」Vol.175に、中世ヨーロッパ社会史を楽しみながら学べる「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の記念すべき第50回「魔法の巻物と呪文書の原型――中世の写本」が掲載されています!
 皆様の応援でここまで来れました。見田航介さんの彩色写本の再現が細かい!

My 50th introducing column about medieval social history on Role&Roll magazine vol.175 has just published. A comic artist, Kosuke Mita’s works are very beautiful and meticulous!

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※『ダンジョン飯』7巻は直接関係ありません(笑)。

 

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※参考文献はこんな具合です。

Role&Roll Vol.175

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「TH」No.78に『いのちへの礼儀』レビュー・グレッグ・スタフォード追悼ゲーム会報告、山野浩一とその時代(7)等が掲載

 4月25日頃、「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.78「ディレッタントの平成史~令和を生きる前に振り返りたい私の「平成」」が発売されます。
 私は、生田武志『いのちへの礼儀』をレビューし、特選街コーナーで「グレッグ・スタフォード追悼『ルーンクエスト』ゲーム会」についてレポートしました。
 連載「山野浩一とその時代(7)」として、「松岡正剛川本三郎との連帯」も寄稿。松岡の『雑品屋セイゴオ』に「スーパーマーケット・セイゴオ」。工作舎編『東京市電・東京都電』。川本三郎の小説「ステッペン・ウルフ」や『同時代を生きる「気分」』等と山野浩一について。

athird.cart.fc2.com
 また、以下の批評の監修をしています。
宮野由梨香「時計仕掛けの手塚治虫~アニメ『どろろ』に見る内実の変容」
・阿澄森羅「人の死が見たくて見たくてしょうがない~死体ビデオと90年代悪趣味ブーム」
待兼音二郎「若者の反抗心はどこに消えたのか?~SNSという「ネオ世間」の出現」および湯浅誠『反貧困』レビュー
渡邊利道酒見賢一頌~虚実皮膜のエロティシズム」
・高槻真樹「忘却のデジタル~IT盛衰と平成の三〇年」

 さらに、特選街コーナーでは、放克犬さんが、M・P・シール『紫の雲』およびステファン・グラビンスキ『不気味な物語』をレビュー。
 今号、商業批評誌デビューの関根一華さんは、藪内亮輔『海蛇と珊瑚』をレビューしています。
これらも監修しました。
 加えて、長澤唯史さんが、「SFと現実はどう接続されるか~ワークショップ「SFから現代社会を考える」レポート」を寄稿してくださいました。
 こちら、2月に椙山女学園大学で行われた、大野典宏さん・さかき漣さん・岡和田晃(司会・長澤唯史さん)によるイベントの報告です。

 

「図書新聞」2019年4月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五〇回 当事者性へ「悶え加勢」し、ジャンルを架橋していく試み」を寄稿

 早いところでは本日から発売される「図書新聞」2019年4月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五〇回 当事者性へ「悶え加勢」し、ジャンルを架橋していく試み」を寄稿しました。今回はニュージーランドクライストチャーチで起きたヘイトクライムを問題視しつつ、以下の作品を取り上げています。

・黄英治『こわい こわい 短編小説集』(三一書房)および同作より「墓殺し」、「小さな蓮池」、「フィウォナ――希願よ!」
・奥憲介「開高健論~非当事者性というフロンティアを生きる」(すばるクリティーク賞佳作)
・永野三智『みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま』(ころから)
・「蒼生」2019年版「文学とハラスメント」特集
笙野頼子「これ?二〇一九年蒼生の解説です」(「蒼生」)
・トミヤマユキコ「大学生とハラスメントに対する(やや長めの)雑感」(「蒼生」)
古川日出男焚書都市譚」(「すばる」)
吉増剛造+フォレスト・ガンダー+堀内正規『裸のcommonを横切って エマソンの日米の詩人の応答』(小鳥遊書房)
・岩川ありさ「七時のニュース」および「オー・ハニー、モータル・エネミー」(「午前四時のブルー」)
大石和欣「Composed upon the Millennium Bridge――七色の朝祷(マタン)」(「午前四時のブルー」)

 その他、市川真人および北原美那のnote、「蒼生」2001年版および2004年版、西脇順三郎『ambarvalia』および『あむばるわりあ』にも言及しています。

4月26日に発売「ウォーロック・マガジン」Vol.4が、Amazonで予約開始されました。  

 2019年4月26日に発売予定の「ウォーロック・マガジン」Vol.4が、Amazonで予約開始されました。
 第1特集「新入生歓迎」にあわせた、米田仁士画伯による表紙に爆笑!
 岡和田晃は、たまねぎ須永さんとの共作「アンクル・アグリーの地下迷宮」レベル2をデザインしました。
 昨年末に出た『トンネルズ&トロールズ完全版BOOKS』の特典『アンクル・アグリーの地下迷宮』レベル1の、日本オリジナルの続編です。イラストは石野中さん、マップは中山将平さん、アドバイザーに吉里川べおさん、柘植めぐみさん。
 また、「ファンタジー小説最新事情」で、近刊を含めたRPG小説を紹介・批評しています。
 スティーヴ・ジャクソン『トロール牙峠戦争』を中心に、蝸牛くもゴブリンスレイヤー10』、マーガレット・ワイス『レイストリン戦記 魂の剣』、水野良ロードス島戦記 闇と光の境界」、北沢慶ソード・ワールド 蛮王の烙印 古の冒険者と捨てられた姫騎士』、クラーク・アシュトン・スミス『魔術師の帝国《3》 アヴェロワーニュ編』というラインナップです。

 最後に、中山将平さんのコミック「はじめての万太郎とシックスパック」のゲームマスターも担当しています。

My New works of game design on Warlock magazine have just started preorder. The first is Tunnels and Troll’s adventure called “Uncle Ugly’s Underground Level 2”. And the second is reviews of novels Steve Jackson and Margaret Weis, Clark Ashton Smith,etc.

ウォーロックマガジンvol.4

ウォーロックマガジンvol.4

 

 

北海道文学集中ゼミ第2期「釧路文学というトポス」が全文公開

「北海道文学集中ゼミ」、好評につき、2018年2月1日に双子のライオン堂書店で開催した第2回、「釧路文学というトポス」についても、書評SNS・シミルボンの企画の第2期として公開まるごと採録することになりました。全文無料で読めますので、どうぞご覧ください。原稿用紙換算で60枚以上のボリュームがあります。

shimirubon.jp

 釧路文学というトポス(1)~原田康子『挽歌』

 釧路文学というトポス(2)~原田康子・宇多治見・鳥居省三

 釧路文学というトポス(3)~宇多治見「下駄ばきの紳士」

 釧路文学というトポス(4)~川崎茂次郎「めろん」、奥田達也「発明」

 

 北海道文学集中ゼミの第1期(第1回)は以下から読めます。

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