アナログゲーム総合情報誌『GAME JAPAN』5月号(ホビージャパン)が、もう発売されている模様ですね。
毎度おなじみ、『ウォーハンマーRPG』の連載リプレイ「魔力の風を追う者たち」の第3話「至高魔術(ハイ・マジック)」が掲載されています。
今回は、キャンペーンのクライマックスということで、『ウォーハンマーRPG』最大の謎のひとつである魔法の本質について、大胆に切り込む内容となっております。
なぜ魔法の本質は『ウォーハンマーRPG』最大の謎のひとつなのでしょうか。それは、『ウォーハンマーRPG』の魔法というものが、『ウォーハンマーRPG』世界の創成そのものに、重大な影響を及ぼしたとされているからです。
それゆえ、「魔力の風を追う者たち」の背負った探求は、広大なオールド・ワールドから見るとほんの一部に過ぎないように思われるかもしれませんが、同時に、世界の根幹を揺るがしかねない、大問題に関わってきたとも言えるのです。
魔女のレジーナ、ルーン鍛冶のシルダ、中堅魔術師から無法者へ転職したウルフガング、同じく中堅魔術師から盗賊へと転職したエックハルトたち、「魔力の風」の探求者らが、いったい何を見、どう考え、いかなる決断を下したのか。
その「生き様」を、ぜひとも注視してあげて下さい。
なお、この連載はこれで完結ということになりますが、これはいわゆる「打ち切り」という意味ではありません。
もともとこのリプレイの企画自体は、短期集中連載という形で用意されたものだったのです。
それゆえ、短い連載ではありましたが、尻切れトンボにすることなく、『ウォーハンマーRPG』の一番美味しい部分を盛り込むことができました。
加えて、引き出しの多いプレイヤーの方々が、私の用意したシナリオを、最大限に活かし活躍してくれたことによって、読者の皆様に必ずや満足していただける、素晴らしい冒険譚を提供することができたと、確信しております。
読んでやって下さい。
また、アンケートやメール、直接会ったときなどに感想をいただきました皆様、本当にありがとうございました。
私としましては、機会がありましたら、4月4日に発売される予定(一部では、もうフライング販売がされているとの話です)である『堕落の書:トゥーム・オヴ・コラプション』準拠のリプレイなど、ぜひともやってみたいと思っておりますので、どうぞ、アンケート葉書などでご支援をいただけましたら幸いです。
GAME JAPAN (ゲームジャパン) 2008年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/03/29
- メディア: 雑誌
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魔術の書:レルム・オヴ・ソーサリー (ウォーハンマーRPGサプリメント)
- 作者: マリアン・フォン・シュタウファー,待兼音二郎,鈴木康次郎,見田航介
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/02/15
- メディア: 大型本
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