「すばる」2014年10月号に『向井豊昭の闘争』の書評が2本、掲載されました。

 「すばる」2014年10月号の見本をいただきました。この号はすごい号で、山城むつみさんが「読書日録」で、木村友祐さんが「プレイヤード」(書評欄)で、それぞれ『向井豊昭の闘争』を取り上げてくださっています。純文学の文芸誌はきわめてハードルが高い媒体なのですが、こうして『向井豊昭の闘争』をプッシュしてくださるのは、とてもありがたいことです。
 山城むつみさんは、5月24日で東海大学で行なったシンポジウムをふまえたコメントを寄せてくださり、また木村友祐さんは、作家の立場から『向井豊昭の闘争』をアクチュアルに読んでくださいました。
 思い返せば、ゲーム作品をゲームライターの方に、批評を批評家に評されたことはあるのですが、商業誌で小説家に私の批評について書いていただいたのは、初めての経験なのではないかと思います。一つの雑誌で二つの批評をいただいたのも初めてのことです。心より御礼申し上げます。

すばる2014年10月号

すばる2014年10月号