すでに主幹の東條慎生さんによる告知が出ていますが、11月24日の第19回文学フリマで「幻視社」8号を頒布いたします。ブースは「Fホール(2F)のカ-28」です。
「幻視社」8号は反Amazonの雄ということで、〈フィクションのエル・ドラード〉と水声社の本を特集します。多忙につきこちらには企画しか噛めなかったのですが、現代ラテンアメリカ文学つながりで、2012年2月のSF乱学講座で行なったジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生を深く楽しむ』についての講義録(100枚超!)を入れ込んであります。
また、特集として「中村うさぎを読む」の企画と鼎談のとりまとめ、また『極道くん漫遊記』と「借金女王のビンボー日記」シリーズのレビュー、さらには向井豊昭未発表遺稿「骨の中のモノローグ」の校訂と解説、『向井豊昭の闘争』刊行後に発見された作品リスト補遺といった原稿も寄せております。
文学フリマ当日は『「世界内戦」とわずかな希望』、『北の想像力』、『向井豊昭傑作集』、『向井豊昭の闘争』等もそれぞれ頒布いたしますので、未入手の方はぜひお越しください。
第十九回文学フリマ
開催日 2014年11月24日(月祝)
開催時間 11:00〜17:00
会場 東京流通センター 第二展示場
アクセス 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
文学フリマ - 会場アクセス
幻視社@第十九回文学フリマカ-28 - 文学フリマWebカタログ+エントリー
追記:文学フリマ、無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆さま、お買い上げをいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
つきましては、「幻視社」8号の通販を開始します。ご希望の方は、inthewall★http://king-postman.com (★→@)までメールしてください。
注文時には、宛先御住所と、八号希望の旨、欲しい冊数を明記願います。
送料込みで600円、恐れ入りますが振込手数料はご負担をお願い申し上げます。
訂正:P.122上段、“「時事通信」で長山靖生氏が(現物未確認)”と書いたのち、現物をようやく確認することができました。結果、“「時事通信で長澤唯史氏が”が正しい記述だと判明いたしました。伝えてくださった方が勘違いなさっていた模様ですが、もちろん見切り発車で記載した私に責任はございます。関係各位には、お詫びして訂正させていただきます。