こちらの研究会にディスカッサントとしてお呼ばれしたので参加してきました。鈴木牧之『北越雪譜』の受容と高橋実の小説「雪残る村」(第52回芥川賞候補作、名作です)、高橋実と向井豊昭の交流、『人狼ゲーム BEAST SIDE』に、『探偵小説の様相論理学』とロゴスコード、向井恵子の詩などについて話しました。翌8月2日は、SF乱学講座(誰でも参加できる市民講座)で『アイヌ民族否定論に抗する』の共著者である山科清春さんが「アイヌの歌人・違星北斗の言葉の「悪用」について」という講演をなさったのを聴講。北海道大学で行われた講演の再演ですが、すばらしく聴きやすく、資料がとても充実しており、参加してよかったと心から思える講演でした。