「ナイトランド・クォータリー」vol.01 吸血鬼変奏曲に「ヴァンパイアの情念、理性への叛逆」を寄稿いたしました。

 幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌こと「ナイトランド・クォータリー」は、今では珍しくなった怪奇幻想文学の翻訳を扱う雑誌です。創刊準備号「幻獣」に続くvol.01「吸血鬼変奏曲」では、キム・ニューマンやE・H・ベンスンをフィーチャーしています。伝説の雑誌「幻想と怪奇」の吸血鬼特集を思い出しました。
 その「ナイトランド・クォータリー」vol.01に「ヴァンパイアの情念、理性への叛逆――カーミラとジュヌヴィエーヴ、神話的思考とリアリズム」というコラムを寄稿しました。『吸血鬼カーミラ』、『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』、『ドラッケンフェルズ』、中井理香のゴシック論などを取り結ぶ思弁について書いています。
 またSFセミナー2015の合宿企画では、植草昌実さん、岩田恵さんとナイトランドセッション出張版「吸血鬼変奏曲」を執り行い、おかげさまで好評でした。ご来場ありがとうございました。

ナイトランド・クォータリーvol.01 吸血鬼変奏曲

ナイトランド・クォータリーvol.01 吸血鬼変奏曲