「図書新聞」連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」電子版

 「図書新聞」に連載中の「〈世界内戦〉下の文芸時評」には、電子版があります。以下がそのアドレスとなりますが、なかには無料で読めるものもあります。時評ならではの、その月を貫く「軸」がはっきり可視化されるようなスタイルを心掛けております。心を鬼にして辛口で攻めました。現在の文学状況へ本気で取り組みたいと思われる方は、アクセスなさってみてください。


・連載「〈世界内戦〉下の文芸時評
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/serially_description.php?senddata=%E3%80%88%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%86%85%E6%88%A6%E3%80%89%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%96%87%E8%8A%B8%E6%99%82%E8%A9%95

■〈世界内戦〉下の文芸時評岡和田晃
「均質な空間」をサクリファイスする、世界観構築とその物象化
虐殺の言語学と、批評が取り組む「来るべき未来の病」
遍在する「繕うべき綻び」を暴き立てる神話的なアプローチ
模造された歴史に向き合う「観念連合の飛躍」
戦後70年、日常化した「内なる植民地」
ブロックバスター化した「現実感覚」から「サボタージュの哲学」へ
選択と集中」がもたらす暴力を脱臼させる理論武装
翻訳不可能ながらも、代替可能な現実とは何か
資本主義の臨界点と「動物」的な人間
人を「笑いながら殺せと叫ばせる」もの 

「世界内戦」とわずかな希望〜伊藤計劃・SF・現代文学 (TH Series ADVANCED)

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