電子書籍に関する取次業務等を請け負う株式会社ブックリスタが、新しい書評サイト「シミルボン」を立ち上げ、昨日そのβ版が解禁となりました。会員登録なしに無料で内容を読むことができ、会員登録すれば書評やコラム、日記等を執筆することが可能です。岡和田晃のページはこちらから(https://shimirubon.jp/users/45)。
私はα版公開時からシミルボンに参加しています。『シミルボン』でのコラムは、ふだんあまり小説や批評を読まない方でも親しめるようなアプローチを目指しました。だから、ふだんの岡和田晃の記事とはタッチが異なると思います。そういった観点からもお楽しみいただけましたら幸いです。以下、私の手になる記事をリストアップしておきます。
《書評》
・10年後の今だからこそ読み直すべき「序説」 - 『ネオリベ現代生活批判序説』書評
https://shimirubon.jp/reviews/505
・『ドラキュラ』を深く楽しむために - ブラム・ストーカー『七つ星の宝石』書評
https://shimirubon.jp/reviews/503
・なぜ銀河帝国皇帝はイギリス英語を話すのか? - 小野俊太郎『スター・ウォーズの精神史』書評
https://shimirubon.jp/reviews/504
・ダークファンタジーの女王、最高傑作 - タニス・リー『薔薇の血潮』書評
https://shimirubon.jp/reviews/506
・“オカルト探偵”を知る最初の一冊 - アリス&クロード・アスキュー『エイルマー・ヴァンスの心霊事件簿』書評
https://shimirubon.jp/reviews/502
《コラム》
・【大学講義Replay:比較文学入門】第1回:前提と表象分析
https://shimirubon.jp/columns/499
・【大学講義Replay:比較文学入門】第2回:翻訳のジレンマ
https://shimirubon.jp/columns/500
・【美術史入門】寺門臨太郎のヤン・ホッサールト論を読む
https://shimirubon.jp/columns/511
《長編批評(約30000字)》
・機能と統制、あるいは「文学の輪郭」をめぐって――村上春樹『1Q84』(BOOK1・2)からアンソニー・バージェス『1985年』への迂回路をたどること【上】
https://shimirubon.jp/columns/479
・機能と統制、あるいは「文学の輪郭」をめぐって――村上春樹『1Q84』(BOOK1・2)からアンソニー・バージェス『1985年』への迂回路をたどること【中】
https://shimirubon.jp/columns/490
・機能と統制、あるいは「文学の輪郭」をめぐって――村上春樹『1Q84』(BOOK1・2)からアンソニー・バージェス『1985年』への迂回路をたどること【下】
https://shimirubon.jp/columns/532
「シミルボン」は、プロの作家や評論家が数多く参加しているという意味では、2000年代前半のbk1の書評サイトのような雰囲気がありますね。私のフレンドから順不同でご紹介しますと……。
・アツいゲームブックファンのドロシー!さん( https://shimirubon.jp/users/141)
・『映画探偵』の高槻真樹さん(https://shimirubon.jp/users/91)
・『サンリオSF文庫総解説』の牧眞司さん(https://shimirubon.jp/users/137)
・『水の中、光の底』の平田真夫さん(https://shimirubon.jp/users/154)
・「バーナム二世事件」のHUGO HALLさん(https://shimirubon.jp/users/163)
・『ドール』の高橋桐矢さん(https://shimirubon.jp/users/152)
・『送り雛は瑠璃色の』の思緒雄二さん(https://shimirubon.jp/users/149)
・『北の想像力』共著者の田中里尚さん(https://shimirubon.jp/users/90)
・『ルナル・サーガ』の友野詳さん(https://shimirubon.jp/users/142)
・椙山女学園大学教授の長澤唯史さん(https://shimirubon.jp/users/179)
・『ソード・ワールドRPG』リプレイの藤澤さなえさん( https://shimirubon.jp/users/148)
・『ウォーハンマーRPG』翻訳の待兼音二郎さん(https://shimirubon.jp/users/294)
・冒険企画局のリーダー、近藤功司さん(https://shimirubon.jp/users/171)
……といった豪華な面々ですね。オススメのコラムをひとつあげるのならば……。
ああ、こっちも必読。『冒険者の帰還』への評になっていると同時に、思緒・門倉作品の読みの手引きともなり、ゲームブック一般の可能性にも及んでいる。 ゲームブックゆえ、ホメロスは詠う - シミルボン
— すける (@sukerut) 2016, 3月 9
https://t.co/Zk3LFIgTOf #シミルボン