「ウォーロック・マガジン」Vol.5にT&Tラヴクラフト・バリアントのシナリオ「ドルイドの末裔」および「FFによる遊戯史学のススメ」が掲載

 8月30日頃発売、「ウォーロック・マガジン」Vol.5の予約が開始されています。私はT&Tラヴクラフト・バリアント(ヴァリアント)のシナリオ「ドルイドの末裔」(簡易ルール付き、共著)、および「FFによる遊戯史学のススメ」(ロビン・ウォーターフィールド作品の話など)で参加しています。

ウォーロックマガジンvol.5

ウォーロックマガジンvol.5

 

  T&Tラヴクラフト・バリアントというのは、「ウォーロック・マガジン」の前身「トンネル・ザ・トロール・マガジン」Vol.4で訳載された『トンネルズ&トロールズ』のルールでクトゥルフ世界を冒険する作品ですが、実は『クトゥルフ神話TRPG』よりも発表年次は早く、影響を与えているとも言われます。

トンネル・ザ・トロールマガジン vol.4

トンネル・ザ・トロールマガジン vol.4

 

 今回載る「ドルイドの末裔」は、1920年代のスコットランド・マル島を舞台にした作品で、ケルト的な雰囲気を、自然にホラー・シナリオへ落とし込む工夫を盛り込んであります。入門にもピッタリで、現代日本以外のセッティングで『クトゥルフ』に挑戦してみたいが、躊躇していた人に強くお勧めできます。
 なお「ドルイドの末裔」は、東海大学文芸創作学科のゲームデザイン講義の受講生・豊田奏太さんの骨子を、岡和田が全面的に改稿して仕上げたものですが、充分に商業水準なのでご安心を。
 迫力のイラストはDon-Changさん、ディベロップメントは 仲知喜さんにお願いしました。