「図書新聞」2020年3月21日号に、林浩治さんとの対談「民衆史から「惑星思考」へ――近代文学が棚上げし、現代にヘイトとして現出した問題について考える」が掲載

 発売中の「図書新聞」2020年3月21日号に、「民衆史から「惑星思考」へ――近代文学が棚上げし、現代にヘイトとして現出した問題について考える」と題し、林浩治さんとの対談が5面にまるまる掲載。『在日朝鮮人文学』(新幹社)×『現代北海道文学論』(藤田印刷エクセレントブックス)刊行記念です。

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 私の言及は、綿野恵太『「差別はいけない」とみんな言うけれど。』やジョ・ヨンイル『柄谷行人と韓国文学』の問題点、「アイヌが沖縄のチュチェ活動家に操られて新法を成立させた」デマへのカウンター、「寄り添い」批判、向井豊昭小熊秀雄・今野大力らの現代的な意義について等になります。

 また、林さんとの対談では、新日本文学会、労働者文学会議、浮島丸事件、金石範、李恢成、李光洙、新たなプロレタリア文学としての韓国フェミニズム文学等の話題も出ました。

 なお、「図書新聞」はコンビニのマルチコピー機でも買えます。

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在日朝鮮人文学―反定立の文学を越えて

在日朝鮮人文学―反定立の文学を越えて

  • 作者:浩治, 林
  • 発売日: 2019/12/01
  • メディア: 単行本