2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年4月の仕事

・【批評】「印象批評を裏返しにし、レイシズムの問題やフレンチ・セオリーへと接続する ラヴクラフトと「クトゥルー神話」の新たな古典――ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』書評」(「図書新聞」2018年4月7日号) ・【創作】…

東海大学文芸創作学科の非常勤講師になりました。

2018年4月より、東海大学に新設される文化社会学部(https://t.co/n83oaZs582)にある文芸創作学科の非常勤講師となりました。いわゆるクリエイティヴ・ライティング専攻ですね。2コマの講義を受け持ちます。今年も大学非常勤講師は継続任用となったのですが…

日本文藝家協会入会スピーチ

昨年、岡和田晃は日本文藝家協会に入会したのですが、今年は総会と懇親会に参加することができました(2018年5月10日)。その場で、新入会員14名の代表として、なぜか私にスピーチをご依頼いただきました。急だったのですが、なんとか即興で噛まずにスピーチ…

「北海道新聞」2018年4月12日「こころ揺らす」インタビュー

2018年4月12日の「北海道新聞」朝刊に、連載「こころ揺らす」の最終第9部「アイヌと社会の未来を語る」第4回として、岡和田晃へのインタビュー「差別拡散に抗す力を」を掲載いただいています。差別が生じる仕組み、ネットでのヘイトスピーチがなぜ問題か、リ…

2018年3月の仕事

・【翻訳】【創作】“熊の”J・ピーターズ&ケン・セント・アンドレ著、安田均、清松みゆき、高山浩、岡和田晃、杉本=ヨハネ、笠井道子訳・創作『ベア・ダンジョン+ベア・カルトの地下墓地+運命の審判』(グループSNE) ・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸時…

2018年2月の仕事

・【イベント】「北海道文学集中ゼミ 第2回 釧路文学というトポス」(於:双子のライオン堂書店、2018年2月1日) ・【イベント】「北海道文学集中ゼミ 第3回 アイヌ“による/を描いた”文学」(於:双子のライオン堂書店、2018年2月8日) ・【レポート】古家…

2018年1月の仕事

・【書評】「断念の感覚の漂着点――中原清一郎『人の昏れ方』書評」(「文藝」2018年春号、河出書房新社) ・【書評】「真なる暗黒を求める昏い熱気を継承すること――包括的な「ベルギー文学」としての幻想文学再評価 岩本和子・三田順編訳『幻想の坩堝』書評…

2017年の仕事(その4)イベント出演・学会発表・イベントレポート等

以下、基本的にゲスト参加のものを挙げています。 ・「伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』と「継承」の問題」(平成28年度筑波大学比較・理論文学会年次大会、筑波大学、2017年2月18日) ・「はるこんで新世紀のポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』…

2017年の仕事(その3)ショート・レビュー・監修

以下のレビューを書きました。それぞれ400字〜1200字程度の短いものです。 ・「ベストSF2016 国内編・海外編」投票(『SFが読みたい! 2017年版』、早川書房) ・「2017年のわたし」(『SFが読みたい! 2017年版』、早川書房) ・M・R・ケリー『パンドラの少…

2017年の仕事(その2)連載(監修含む)

「遠くから、この国を見据える――フィクションという窓を通して」第2〜11回(シミルボン) ・第2回「情報環境が加速させる情念と、ヘイトな話法」 ・第3回「「自然」と風景をめぐるジレンマ、飽くなき無限への憧憬」 ・第4回「テクノロジカル・ランドスケープ…

2017年の仕事(その1)単著・共著・論文・批評・ゲームシナリオ

Twitterで告知を行ったあと、バタバタしていてこちらのサイトへ転載できない状態が続いており、心苦しかったのですが、新年を期に、昨年の仕事を主として時系列順にまとめてみました。 ●単著 ・『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論…