クリスマス・プレゼントには『スケイブンの書』をどうぞ!


 来る12/24に、お待たせしました、『スケイブンの書』が発売される予定です。Amazon.co.jpで予約が開始しております。
 『ウォーハンマーRPG』、1年半ぶりの新作でございます。
 全国の善男善女の皆さま、聖なる夜の贈り物にはぜひ本書を!

 さもなければ、かの妖鼠らが何をしでかすかわかりませんぞ!


 タイトルについては、翻訳チームで知恵を絞ってあれこれ考えました。
 ルトヴィク・プリンの『妖蛆の秘密』にちなんで『妖鼠の秘密』なんて案も出たのですが(笑)、最も明瞭な形に落ち着いたのではないかと思います。


 以下、裏表紙の解説文をご紹介。どうぞご堪能下さい。

●スケイブンなぞ絵空事だ!


 真相はどうあれ、それがエンパイア人に求められる表向きの見解だ。スケイブンはよくビーストマンと混同されるが、破壊衝動に駆られた低脳な獣の群れなどではない。それどころか、エンパイア転覆の陰謀を企てる邪悪な勢力なのだ。新種の疫病を広め、ワープストーンの魔道技術を操り、変異の怪物を地下帝国の裏道に解き放つスケイブンの侵略の脅威が、かつてなく現実味を帯びてきたことを冒険者諸君はご存じか。『スケイブンの書――角ありし鼠の子ら』は忌わしい鼠人間が棲息する謎めいた世界の全貌を明らかにするものであり、スケイブンなるものの百科全書として役立つものだ。君が知りたいと望むすべてが――そして、知りたくもないことまでもが――巻中に網羅されているのだ。禁断のこの秘書の内容を、以下に列挙する。


・ エンパイアおよびオールド・ワールドの国々でスケイブンがどのように捉えられているかの、神話や伝説をも含めた膨大な情報。
・ スケイブンの生理学的概要。汚らわしい鼠人間の様々な種のきめ細やかな解説。
・ スケイブンとその侵略の詳細な歴史。
・ スケイブン社会の全貌を紹介。鼠人間の考えや振る舞い、スケイブン同士や、他種族をどのように捉えているかなど。
・ 大氏族(グレート・クラン)にまつわる微に入り細を穿つがごとき解説と、6つのウォーロード氏族の詳細情報。
・ スケイブンの住居の詳しい解説。大巣穴の例として地下(アンダー・)デルベルツを紹介する。
・ テイル・ブレードや毒ガス球(ポイズンウインド・グローブ)など、スケイブン用に新たに追加された武器装具の数々。
・ スケイブン魔術を扱った膨大なルール。『はぜ鳴る破滅』や『木の葉隠れ』などの新呪文だけでなく、スケイブンの魔道技術の使用や、新たな装置の開発ルールも含む。
・ プレイヤー・キャラクターとしてスケイブンを遊ぶためのガイドライン。灰色の予見鼠(グレイ・シーア)や魔道技術鼠(ワープロック・エンジニア)など、新キャリアは10種類以上に及ぶ。
・ 冒険にさらなる脅威を付加するボーンチューワーやラット・マザーなど新種のモンスターの数々。
・ 『ウォーハンマーRPG』のメイン・デザイナー、クリス・プラマスの手になる新作シナリオ!


 『角ありし鼠の子ら』は、オールド・ワールドを舞台とするいかなるセッションにも応用可能な申し分のないサプリメントであり、エンパイアが対峙する最大の危機の1 つを明らかにするものだ。嘘偽りを信じてはならぬ。スケイブンは実在し、人類ことごとくを奴隷に取ろうとしているのだ!


 鼠人間(ラットマン)は実在し、しかも我らの内に潜みおるのだ!