ジョン・キーガンほか『戦いの世界史――一万年の軍人たち』が発売されました。

 原書房から新しく発売された、ジョン・キーガンほか『戦いの世界史――一万年の軍人たち』が発売されました。私は一部の(第三章)翻訳を担当させていただきました。監訳者の大木毅さんのきめ細やかなチェックと改稿なしには成り立たなかった仕事で、本当にお世話になりました。戦鎚傭兵団のリーダーで、一緒に「Role&Roll」で中世"非"幻想事典の連載をやっている待兼音二郎さんも翻訳に参加しておられます。

 人類世界に多大な影響を刻み込んだ「戦争」を、各兵科…歩兵・騎兵・砲兵・工兵等の古代から現代にいたる戦いの様相と、戦闘精神・不正規兵・司令官・損耗人員・戦争体験等…広範な人間的局面の史実をリアルに描く名著。図版多数。序文は、フレデリック・フォーサイス。(原書房ウェブサイトより)

 ……とありますが、入りやすくて含蓄がある良書です。軍事史にわずかでも関心があれば、隅々まで楽しむことができると思います。ぜひ、お手にとってみてください。

戦いの世界史: 一万年の軍人たち

戦いの世界史: 一万年の軍人たち