東京堂書店で「岡和田晃による批評の闘争領域の拡大」フェアが始まりました!

 東京神田・神保町の東京堂書店で「岡和田晃による批評の闘争領域の拡大」と題したフェアが始まりました。
 『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』で取り上げたジャンル越境的な諸作品について、実際に(手にとって)触れることが可能となっています(もちろん、『向井豊昭の闘争』や『向井豊昭傑作集』も並べられています)。
 インターネットの言説が荒廃をきわめ知が断片化された今だからこそ――きちんとパッケージングされることで体系的な知を獲得できる――リアル書店や紙の書籍・雑誌の意義がいや増しています。
 東京堂書店は「ひとり出版社」フェアなど、コンビニ化した今の書店状況に甘んじない企画を継続している、志の高い書店。このフェアがあなたの「闘争」の一助になることを願っています!