「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.64に「「死と隣り合わせの世界で、「感情と意志の交錯」を追体験――『ストームブリンガー』第二版と、伏見健二「紫水晶と鮮血」」ほかを掲載いただきました。

 発売中の「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.64「「ヒトガタ/オブジェの修辞学」の「FLEA MARKET」コーナーに、「死と隣り合わせの世界で、「感情と意志の交錯」を追体験――『ストームブリンガー』第二版と、伏見健二「紫水晶と鮮血」」を掲載いただいています。JGC2015での『ハーンマスター』体験会に作家の長谷敏司さんが来てくださったという逸話から、ケン・セント・アンドレとスティーヴ・ペリンがデザインしたロールプレイングゲームストームブリンガー』第二版を用いて、ゲームデザイナー・伏見健二さんの商業デビュー作「紫水晶と鮮血」をプレイを通じた考察記事につながっていきます。
 『ストームブリンガー』のプレイヤーには作家の片理誠さんがゲスト参加。関連資料としては、同じく伏見健二さんの「戦えば死がくる」をご参照ください。ある古参ゲーマーの方から、「RPGの記事を読み、こんなに胸が熱くなったのはずいぶん久しぶりです。/すばらしい作品をありがとう。」というコメントを頂戴しました。
 なお、一箇所ミスがありました。お詫びして訂正いたします。

▼P.190
×阪大RPG研究会

○関大RPG研究会

 また、TH特選街のコーナーでは、「ユライ・ヘルツ監督『火葬人』+カレル・イェシャートコ写真展」のレビュー、奥谷道草『オモシロはみだし台湾さんぽ』のレビュー、「安田均監修、河野裕友野詳秋口ぎぐる柘植めぐみ著『ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問』のレビューが掲載されています。
 さらには、田島淳さんの「氷川霧霞編『TRPGシナリオ作成大全』Vol.5レビュー」、高槻真樹さんの特集記事「わたしのものではないわたしの身体〜レム&クエイ兄弟版「マスク」比較」の監修(お手伝い)をそれぞれ担当させていただきました。いずれも、とても力の入った記事です。

オモシロはみだし台湾さんぽ (散歩の達人POCKET)

オモシロはみだし台湾さんぽ (散歩の達人POCKET)