学術出版社・未來社のPR誌「未来」2015年秋号より「真空の開拓者――大江健三郎の「後期の仕事(レイト・ワーク)」」という批評の連載を開始しております。4月頭に出たばかりの「未来」2016年春号では、その第3回が掲載されています。
見ての通り連載も、いよいよ佳境に差し掛かりました。
「未来」2016年春号(No. 583)
《新連載》星形の庭の明るい夢(1970-1989)――オペラ戦後文化論II (1) 小林康夫
岸辺のない海――石原吉郎ノート 3 (三)暗い傾斜 郷原宏
真空の開拓者――大江健三郎の「後期の仕事(レイト・ワーク)」 3 岡和田晃
《最終回》慰められない悲しみ――ゲルショム・ショーレムとパウル・ティリヒ往復書簡 3 深井智朗
内藤湖南と宋朝近世市民社会論 中国論・論中国・On China 4 佐々木力
日米偽装翻訳同盟 世相の森 17 町田幸彦
難民危機のなかでのベルリン国際映画祭 ドイツと私 80 永井潤子
いまこそ出版の原点へ 出版文化再生 24 西谷能英
[新版]日本の民話 刊行中
「未来」総目次2015春号(579号)〜2016年冬号(582号)