「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.66「サーカスと見世物のファンタジア」に寄稿いたしました

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.66「サーカスと見世物のファンタジア」に寄稿いたしました。
 サーカス特集のレビューで、私は、フェデリコ・フェリーニ監督の『道』(映画)、レインボー祐太『サイドショー映画の世界』(ノンフィクション)、戌井昭人「ゼンマイ」(小説)と来て、なんとRPGも紹介しています。ウォーハンマー・コンパニオン』『トンネルズ&トロールズ ソロアドベンチャー サイドショーも、レビューさせていただきましたよ。
 また、サーカス特集のレビューには、田島淳さんと松本寛大さんも参加。田島さんは、三島由紀夫「サーカス」、トム・リーミィ『沈黙の声』、チャールズ・G・フィニー『ラーオ博士のサーカス』、アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』評を寄稿。松本寛大さんは、ディーン・R・クーンツ『ファンハウス』高橋葉介「サーカス横丁」を寄稿。サーカス特集のコラムでは、待兼音二郎さんの「見世物としての公開処刑古今東西、花の乙女の首級は、いかに野次馬の興奮に火をつけたか」もぜひ。「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」のアプローチにも通じるコラムです。それぞれ監修させていただきました。
 また、川勝徳重さんの福助と見世物」にも注目。川勝さんの『十代劇画作品集』にも福助は出てきましたね。
 前回お休みしてしまったFLEA MARKETというコーナーでは、私は「ロック・ミュージックとRPG文化(その1) 『ルーンクエスト』&『ヒーローウォーズ』、コアとしてのムアコックという原稿を書いています。
 巻末の特選街コーナーでは、田島淳さんが奥瀬サキ『低俗霊狩り』、西村遼さんが山田航編『桜前線開花宣言、私がボードゲーム『ゾンビタワー3D』をレビューしています。