「図書新聞」2016年11月26日号に、高原英理『不機嫌な姫とブルックナー団』の書評「「幻に殉ずる」姿勢――イロニーによって際立つ、ブルックナーの崇高さを理解する意味」を寄稿しました。ゴシックとは何か、ということの考察とともに、『音楽美論』のハンスリックについて調査した内容を反映させています。
この書評はオンラインでも無料公開されています。一点、「体制従属的小市民」とある場所には「ビーダーマイヤー」というルビが入ります。
「図書新聞」2016年11月26日号(3280号)掲載、岡和田晃氏による『不機嫌な姫とブルックナー団』評、本日確認。昔の私の言葉の引用もありこれまでの仕事との関連まで指摘していただいています。ブルックナーの作曲の姿勢も、また以後の課題も。岡和田様、深い読みありがとうございます。
— 高原英理 (@ellitic) 2016年11月19日
ありがたくも高原英理さんご本人からコメントをいただいてしまいました。
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