「現代詩手帖」2019年8月号(思潮社)に論考「モダニズム詩の火玉 小熊秀雄・今野大力・北村順次郎と一九二六年前後の「旭川新聞」」を寄稿

 7月29日発売の「現代詩手帖」2019年8月号(思潮社)の【特集 東アジアのパースペクティヴ――モダニズムをめぐって】に、植民地としての「北海道」という観点から、論考モダニズム詩の火玉 小熊秀雄・今野大力・北村順次郎と一九二六年前後の「旭川新聞」」を寄稿しました。
 これは「大日本帝国」が植民地として「周縁」化していた東アジアの近代史を現代詩の視点から再考するという特集で、「現代詩手帖」の藤井編集長が長くあたためていたものと認識しています。拙稿は現代詩が「閉じて」いるから「スター」や「サブカル」が必要、という意見へのカウンターでもあります。
 この原稿ですが、分量の割には調査にとても手間暇がかかりました。しかし、このような「地方」の問題が、きわめて現代的な「反復」をもたらす状況に置かれていると思うのです。

現代詩手帖 2019年 08 月号 [雑誌]

現代詩手帖 2019年 08 月号 [雑誌]

 

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