『SFが読みたい! 2020年版』の国内篇・海外篇アンケート、「2020年のわたし」に寄稿

 『SFが読みたい! 2020年版』、例年どおり2019年のマイ・ベスト5の国内篇・海外篇に回答し、2010年代以降にベスト10以内に入った書き手orハヤカワSFコンテスト系の書き手に与えられる「2020年のわたし」欄に、今年の仕事の予定について書いています。国内篇アンケートでは、ベストに『掠れた曙光』を挙げてくれている人がいて驚きました(感謝)!

SFが読みたい! 2020年版

SFが読みたい! 2020年版

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 単行本
 

 今回は、【2010年代前期ベストSF※国内海外混合※】というアンケートもありました。こちらは個別の回答は掲載されていないようですので、ここに書いておきます。日によって変わるかもしれませんが、私が投票したのは以下の通りです。

 

伊藤計劃円城塔屍者の帝国
仁木稔『ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち』
・上田早夕里『深紅の碑文』
樺山三英ドン・キホーテの消息』
・林美脉子『タエ・恩寵の道行』(書肆山田)
・サミュエル・R・ディレイニー『ダールグレン』
・フィオナ・マクラウドウィリアム・シャープ『夢のウラド』(国書刊行会
・ピーター・ワッツ『巨星』
・ロブ・ボイル『エクリプス・フェイズ』(新紀元社
・ケン・セント・アンドレほか『ミッション・インプポッシブル』(アトリエサード
※いずれも順不同です。

 

 

 なお、「2020年のわたし」では、「ウォーロック・マガジン」Vol.16とありますが、これは縦中横を処理した際の編集サイドのミスで、正しくは「ウォーロック・マガジン」Vol.6となります(編集部からは丁寧なお詫びをいただきました)。

 私の肩書は今回、3つほど出したら長すぎたのかすべては入っておらず、編集サイドの選んだ2つが載っています。

 このようなリアクションも読者の方より頂戴しましたが、今回のアンケート海外篇の頭に書いたこと、私は大変に怒っています。声を上げられないだけで、憤懣やるかたない思いをしている人が沢山いることも、私は知っています。