岩波書店のウェブサイト「B面の岩波新書」に、めでたく復刊がなった真壁仁編『詩の中にめざめる日本』(初版1966)論「来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる」を書きました。できるだけ新しい研究に拠っています。通勤通学、家庭で、教室で読むにも適した一冊です。
本書収録で詳しく取り上げたのは、昭石川崎「暁塔」、黒田喜夫、大江満雄、高木恭造、更科源蔵、薩川益明、西岡寿美子。本書から発展させる形で扱ったのは、コンスタンチン・トロチェフ、違星北斗、早川三代治などです。
最近話題の限定復刊岩波新書クラシックス。今月復刊となった真壁仁編『詩の中にめざめる』について、文芸評論家・現代詩作家の岡和田晃さんに本書の魅力と意義をご寄稿頂きました。
— 岩波新書編集部 (@Iwanami_Shinsho) October 25, 2021
岡和田晃:来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる――真壁仁編『詩の中にめざめる日本』論https://t.co/vj6ODOxrPh pic.twitter.com/9bHTSj9oVg組み合わせで新たな発見を生む読書。
— 岩波新書編集部 (@Iwanami_Shinsho) October 27, 2021
『詩の中にめざめる日本』と、「B面の岩波新書」に寄稿していただいた岡和田晃さんの『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』。
『〈弱さ〉を〈強み〉に』と、小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』。
『新型コロナと向き合う』と、原田正純『水俣病』。 pic.twitter.com/fTdBvg0VYy
真壁仁編『詩の中にめざめる日本』(岩波新書)復刊版が届きました! 奥付を見ると17刷。新しく刷られたもので読むとフレッシュに感じられて、内容がいっそう新鮮に見えます。後退戦になりつつある時代において、見過ごされていた「声」を聞き取るために、ご一読を。 pic.twitter.com/xa2DkA8EIE
— 岡和田晃_新刊『再着装(リスリーヴ)の記憶』が出ました (@orionaveugle) October 26, 2021
このたび復刊した真壁仁編『詩の中にめざめる日本』(岩波新書)。
— 木村哲也 (@KimutetsuHD) October 26, 2021
岡和田晃さんによる書評が熱い!
大江満雄が編集したハンセン病詩人たちの合同詩集『いのちの芽』や、ロシア人のハンセン病詩人・トロチェフの詩にも言及している。 https://t.co/xP2g61kFk8
もし、改版の機会があれば岡和田晃氏の文章を「解説」として収録していただければ、と思いました。そこを立ち読みした人はかなりの確率で本書を購入するでしょうね。
— いそがいはじめ (@ISOGAI_1) October 26, 2021