『アイヌ文化史辞典』(吉川弘文館)で鳩沢佐美夫の項目を担当

 関根達人・菊池勇夫・手塚薫・北原モコットゥナㇱ編『アイヌ文化史辞典』(吉川弘文館)が、2022年6月末発売になります。「歴史をはじめ、考古資料や民具に基づく物質文化や言語・口承文芸儀礼の精神文化など、約1000項目」。岡和田晃は鳩沢佐美夫の項目を担当しました。

 担当者自身によるアナウンスでは、新井かおりさんが貝沢正、マーク・ウィンチェスターさんが「アヌタリアイヌ」、山科清春さんが違星北斗の項目を、それぞれ担当されているということです。

 決して安価ではありませんが、図書館でのリクエストも歓迎、ということです。

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「Role&Roll」Vol.210に、『エクリプス・フェイズ』のソロアドベンチャー「外惑星圏に眠る甲冑騎士の骸」が掲載

 発売中の「Role&Roll」Vol.210に、『エクリプス・フェイズ』のソロアドベンチャー第5弾「外惑星圏に眠る甲冑騎士の骸」が掲載。ルールブック不要、サンプルキャラクター完備、キーワードシステムが搭載、遊びやすくも一捻りされた逸品です。今回は超能力が使えます!Image with no description

 

「TH(トーキングヘッズ叢書)」No.90「ファム・ファタル/オム・ファタル〜狂おしく甘美な破滅」に『アネット』論、『ロデリック・ハドソン』論、山野浩一伝を寄稿

 「TH(トーキングヘッズ叢書)」No.90「ファム・ファタル/オム・ファタル〜狂おしく甘美な破滅」が、2022年4月28日頃に発売となります。

 私は、特集記事に「レオス・カラックス監督『アネット』〜男たちを破滅に向かわせる無垢な歌声」、「交錯するファム・ファタルとオム・ファタル〜ヘンリー・ジェイムズ『ロデリック・ハドソン』小論」を2ページずつ寄稿。

 連載「山野浩一とその時代(19)/小説世界の自立のために、主体性を組み替えること」4ページも書いています。こちらは、ニューウェーヴ運動が一巡した、という見立てのもと、『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)の反響を紹介。荒巻義雄による山野浩一論で取り上げられた「主体性」について検証しております。

 その他、以下の批評を監修しました。

■美貌と奔放さで男を虜にした女奇術師・松旭斎天勝、および特選街レビューにてトリコ・A×サファリ・P vol.1『PLEASE PLEASE EVERYONE』評●水波流

■オム・ファタルとしてのスタンリー・キューブリック●高槻真樹

■オペラ『カルメン』〜見出される「魔性の女」●宮野由梨香

■毒婦たちの事件簿〜妲己のお百から現代の連続不審死まで●阿澄森羅

■特選街レビューにて、長谷川哲也『ナポレオン〜覇道進撃〜』22巻●西村遼

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発売中の「GMウォーロック」5号に「無敵の万太郎とシックス・パックの珍道中~魔術師の島が呼んでいる~」が掲載

 発売中の「GMウォーロック」5号に、「無敵の万太郎とシックス・パックの珍道中~魔術師の島が呼んでいる~」が掲載。3レベル・スタートのT&Tソロアドベンチャー。単体でプレイできますが、「ウォーロック・マガジン」1~3号(『傭兵剣士』所収)をクリアしてから挑むと、あっと驚く栄誉が得られます!

 恐怖の街ガルからダークスモークの島を目指す(あるいは他の場所にも行ける)「無敵の万太郎とシックス・パックの珍道中」シリーズ第6弾をお愉しみください。

 の凸凹珍道中、8ページにわたる密度の濃い冒険をどうぞ。QRコードや以下のリンクから、ルールとサンプルキャラクターにアクセスできます。

Group SNE | 製品情報 | GMウォーロックVOL.5 『魔術師の島が呼んでいる』サンプルキャラクター

 

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「フラジャイル」第14号に「現代北海道文学研究(四) 「北方領土文学」というアポリア」を寄稿

 詩誌「フラジャイル」第14号が届きました。岡和田晃は、「現代北海道文学研究(四) 「北方領土文学」というアポリア」を寄稿しています。ロシアによるウクライナ侵攻を、ティモシー・スナイダー、ヨーゼフ・ヴィンクラーから考えること。アイヌを棚上げした「北方領土」交渉、アイヌ強制移住の悲惨な歴史、一九五〇年代から六〇年代の「北方領土文学」を論じていきます。論旨と文脈から明確ですが、念のため補足訂正も。
 p.77下段、21行目の「共生移住」は、もちろん「強制移住」のことですよ。「北方領土」に関しては、こういう主旨(3枚目の写真参照)です。

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「潮流詩派」269号(2022年4月)にプロレタリア詩「悪を撃つ詩」が掲載

 詩誌「潮流詩派」269号(2022年4月)に、プロレタリア詩「悪を撃つ詩」が掲載されました。読んで字の如くの内容で、前の方のかなり目立つ場所に置かれています。前半部分を紹介。

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「FT新聞」に、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!」vol.20および「カラメイコス放浪記」Vol.2~4が掲載

 2022年3月24日配信の「FT新聞」No.3347に、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!」Vol.20が掲載されました。話題の公式シナリオ集3冊刊行、中でも『ライクランド綺譚 ウォーハンマーRPG 単発シナリオ集』の概要、ユーザーの方々から私に寄せられた声を紹介しています。

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2022年2月24日配信の「FT新聞」No.3319に、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のリプレイ小説「カラメイコス放浪記」Vol.2が掲載。鏡の都スペキュラルムの酒場ブラック・ハート・リリィを舞台とするシティアドベンチャーで、著名NPC「ルルンの」ヨランダも登場します。

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 2022年3月10日配信の「FT新聞」、記念すべきNo.3333に、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』リプレイ小説「カラメイコス放浪記」Vol.3が掲載されました。ウィルダーネス・アドベンチャーに乗り出し、『ナイツ・ダーク・テラー』で語られたサキスキン攻囲戦に巻き込まれます。

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 2022年4月7日配信の「FT新聞」No.3361に、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』リプレイ小説「カラメイコス放浪記」Vol.4 が掲載されました。アザー・プレーンの冒険から、「三つの太陽」城があるペンハリゴンの街へ。ちなみに「ザ・ウゥープス・マン」はT&T関係より出張しております。

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