「図書新聞」2022年8月13日号に、『眠れぬ夜と息つけぬ昼』の書評(中村俊也)が掲載

 発売中の「図書新聞」2022年8月13日号で、中村俊也さんに『眠れぬ夜と息つけぬ昼』(ホビージャパン)を書評していただきました。これが物凄いクオリティで、なぜ本作が複数プロットなのか、「劇」を強く志向する本作が「シナリオ」形式を取る意味は何か、シェイクスピア劇を参考に論じられるのです!

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「壘」13号に、新作詩「匂いとともに棘で刺す――風刺詩人・小熊秀雄に」が掲載

 「壘」13号(2022年7月15日号)に、新作詩「匂いとともに棘で刺す――風刺詩人・小熊秀雄に」が掲載されています。本作は長めの作品ですが、あえて無料公開いたします。昨今の状況に鑑み、著者名表記・改変禁止は前提としつつ、自由にお読みいただければ幸いです。

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「潮流詩派」270に新作詩「タコの阿Qよ井上伝蔵よ」と「石毛拓郎論」が掲載

 「潮流詩派」270(潮流出版社、2022.7)が刊行されました。石毛拓郎へのオマージュを含んだ新作詩「タコの阿Qよ井上伝蔵よ」と、長編批評「秩父困民党と阿Qを結ぶ階級的哄笑から民衆性の新たな弁証へ――石毛拓郎論(前)」が掲載されています。

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「TH」No.91に、裸のラリーズ論・『夜のガスパール』論、山野浩一連載、その他レビュー2本が掲載

 発売中の「TH(トーキングヘッズ叢書)No.91 夜、来たるもの〜マジカルな時間のはじまり」に、「裸のラリーズという《夜の夢》」、藤元登四郎さんの「『夜のガスパール』の魔法を精神分析する」とコラボした「『夜のガスパール』でのディジョンと音楽」、そして連載「山野浩一とその時代(20)福士康子再評価の文脈と、山野浩一の創作教室」に加え、特選街レビュー「『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』書評」と「映画『Zoom』レビュー」が掲載されています。

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 その他、以下を監修しました。

■夜から生まれた『百億の昼と千億の夜』〜光瀬龍萩尾望都宮野由梨香
■『夜のガスパール』の魔法を精神分析する●藤元登四郎
■俳句の夜を蠢くもの〜第六回芝不器男俳句新人賞の受賞作家たち●菅原慎矢
■寝惚けた人が見間違えた…のか?〜金縛り・過眠症・夢遊病の科学と非科学●阿澄森羅

上記が特集評論。以下は特集レビューです。
ロラン・バルト「パリの夜」●渡邊利道
◎アーシュラ・K・ル=グウィン「夜の言葉〜ファンタジー・SF論」●前田龍之祐
諸星大二郎「オリオンラジオの夜」●水波流

 裸のラリーズの公式サイトでもご紹介いただき、これもまた一つの《夜の夢》のようです!

www.lesrallizesdenudes-official.com

「図書新聞」2022年7月30日号に、今年上半期の読書アンケート回答が掲載

 発売中「図書新聞」2022年7月30日号に、今年上半期の読書アンケート回答が掲載。他の私の書評で扱っていない以下3作を取り上げました。
 

・上田早夕里『獣たちの海』(ハヤカワ文庫JA)
・李良枝『ことばの杖 李良枝エッセイ集』(新泉社)
・駒井一慶『ふぞろいなキューリと地上の卵』(寿郎社

 

「Role&Roll」Vol.213に、戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第六十九回「異教徒支配下での出世の階段? それとも血税? バルカンのデヴシルメ制度」が掲載

 発売中の「Role&Roll」Vol.213に、戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第六十九回「異教徒支配下での出世の階段? それとも血税? バルカンのデヴシルメ制度」が掲載されています。イェニチェリ、イヴォ・アンドリッチ『ドリナの橋』、ヤーノシュ等3人のバルカンでの有名人にスポットを当てています。

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