2022年2月の仕事

【被言及】「SF Prologue Wave」に、高槻真樹さんによる「つなぎ目の一冊—M・ジョン・ハリスン『ヴィリコニウム-パステル都市の物語』」
【被言及】「潮流詩派」268号で、角朋美さんの前号展望で、拙詩「ご臨終」、批評「簒奪された「社会派」への信頼、歴史感覚を取り戻すために――村田正夫論」
【被言及】「潮流詩派」268号に、潮流詩派賞選考の経過報告(山本聖子
【創作】2022年2月24日配信の「FT新聞」No.3319に、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のリプレイ小説「カラメイコス放浪記」Vol.2
【広告】2022年2月23日の「日本経済新聞」一面サンヤツに、『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)の広告
【連載】「図書新聞」2022年2月26日号で連載「〈世界内戦〉下の文芸時評第八四回 複言語・複文化主義的な探究、ノイズを含むネットワークとしての文学」
【広告】毎日新聞(2月12日)一面サンヤツに『いかに終わるか:山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)の広告
【被言及】「紙魚の手帖」Vol.2(東京創元社)連載、渡邊利道さんによるSF時評で、『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー
【共著】『ハヤカワ文庫JA総解説1500』(早川書房)以下、寄稿したレビューと再校訂による訂正箇所。
福島正実『月に生きる』
・五代格『クロノスの骨』
藤本泉『オーロラの殺意』:「シチューヤ」→「シュチーヤ」に訂正。
田中文雄《大魔界》シリーズ
宮本昌孝《失われし者タリオン》シリーズ
水見稜『食卓に愛を』:「パティが出てくる日」→「パティの出てくる日」に訂正。
羅門祐人『灼熱のミラージュ』
大原まり子佐藤亜紀ほか『血』
仁木稔スピードグラファー』1~3
仁木稔『グアルディア』『ラ・イストリア』
・図子慧『ラザロ・ラザロ』
・『伊藤計劃映画時評集』1〜2
・伊藤瑞彦『赤いオーロラの街で』:『平凡社大百科事典』→『平凡社世界大百科事典』、「中心は小説以外のものへ移行」→「小説以外のものに中心が移行」に、それぞれ訂正。
佐藤大輔遥かなる星』1〜3
【被言及】『SFが読みたい! 2022年版』(早川書房)の国内篇に、『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』(アトリエサード)がランクイ。「おすすめアンソロジー目録」でも紹介
【アンケート回答】【エッセイ】『SFが読みたい!2022年版』(早川書房)に、ベストSF2021の国内・海外のアンケート回答、および「2022年のわたし」
【創作】2022年2月10日の「FT新聞」No.3305に、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のリプレイ小説「カラメイコス放浪記」Vol.1
【企画】「SF Prologue Wave」で、長澤唯史「日本SF史再構築に向けて――その現状と課題についての考察」が連載開始
【被言及】「メディアあさひかわ」2022年2月号で、「フラジャイル」13号に寄稿した拙連載「現代北海道文学研究(三)二つの「亀井勝一郎論」に見る転形期の自我」
【創作】詩誌「白亜紀」162号(2022年2月1日)に、形而上詩「水際の露光」
【リスト】「SF Prologue Wave」に、「八杉将司著作リスト(2022年1月最終更新)」

2022年1月の仕事

【シナリオ執筆】「Role&Roll」Vol.208に、『エクリプス・フェイズ』の1人用“ 超”入門ミッション「既知宇宙(ノウンスペース)の鍵、二つの指輪」が掲載。
【詩作】「白亜紀」162号(2022年2月1日)に「水際の露光」が掲載。
【企画】「SF Prologue Wave」に、Interview with J.G.Ballard by Akihiko Kokuryo,1974.
【批評】「TH(トーキングヘッズ叢書)No.89 魔都市狂騒」に、「共有され、変容する多言語の魔都市〜『プラハ ヤヌスの相貌』と『都市と都市』」、「山野浩一とその時代(18)M・C・エッシャーと土方潤一のふしぎ世界」、極東ファロスキッカーのライヴ報告
【監修】「TH(トーキングヘッズ叢書)No.89 魔都市狂騒」、以下の掲載作品
・見えない魔都市ソラリア〜アシモフ『はだかの太陽』の問題提起●宮野由梨香
・幻想の魔境、中華街●穂積宇理
・トシ・ノ・オトシゴ〜都市から生まれる都市伝説●阿澄森羅
・heisoku「ご飯は私を裏切らない」レビュー●西村遼
ル=グウィン『文体の舵をとれ』ほか特選街レビュー●水波流
ほか一編
【被言及】「TH」No.89に大和田始さんによる『再着装(リスリーヴ)の記憶』論「死の探求」が掲載。
【批評】2022年1月19日付の共同通信で、河﨑秋子『締め殺しの樹』(小学館)の書評「辺境から昭和史描き直す」が配信
【批評】2022年1月27日配信の「FT新聞」No.3291に、『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.19
【帯文】花崎皋平詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(増補版、クルーズ)帯文担当
【批評】「GMウォーロック」Vol.4に、T&T情報コーナー
【編集・解説】『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)
【増刷】ガヤトリ・C・スピヴァク小論を寄せた、巽孝之監修・下河辺美知子・越智博美・後藤和彦・原田範行編著『脱領域・脱構築・脱半球ー二一世紀人文学のために』(小鳥遊書房)増刷
【企画】「SF Prologue Wave」で「SF宝石」連載の深見弾「海の向こうの気になる本気になる人」の採録が開始
【被言及】「図書新聞」2021年1月29日号の2面に、門倉直人さんによる『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』の書評「未来を設定することでこそ浮き彫りになる現代 生と死、同一性」が掲載。
【詩作】「壘」Vol.11に、詩「バースの女房の産褥」が掲載。
【評論】「図書新聞」2022年1月22日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八三回 世論誘導による図式化、翼賛への誘惑を退けるために」が掲載
【批評】シミルボンに、北海道文学集中ゼミ第3期第6回が掲載。
【批評】シミルボンに、北海道文学集中ゼミ第3期第5回が掲載。
【批評】シミルボンに、北海道文学集中ゼミ第3期第4回が掲載。
【批評】シミルボンに、北海道文学集中ゼミ第3期第3回が掲載。
【被言及】「THTTA」476号で、大野万紀さんによる『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』(アトリエサード)の書評が掲載。
【応答】「FT新聞1ウィーク! 第459号 No.3265」に、『トンネルズ&トロールズ』小説リプレイ「ベア・カルト幽閉記~レベル1、浅層~」についてのおたよりへの回答が掲載

「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue15内容紹介

「ナイトランド・クォータリーVol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」の見本誌と定期購読者向け「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue15です。

以下、「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue15の内容を紹介します。

1面:「【名作探訪】デュ・モーリア:作/榎林哲:文『シンデレラの呪われた城』を読む」(岡和田晃

2面:「NETFLIXでまだ観ぬ世界の怪異映像を愉しむ」(深泰勉)

3面:『おいしい旅 初めて編』((アミの会=編、角川文庫)で旅行気分を味わおう!」および『シャーロック・ホームズのすべて』(ジョンストン&アプトン、日暮雅通訳)が面白い!(ともに岡和田晃

4面・5面:「映画『フリークス』(1932)を彩ったショウパーソンたち」(待兼音二郎

6面:「『Farthest Frontier 』は町づくりゲームを変えるか? 愚直に王道を往く傑作ゲーム開発チーム、最新作を発表」(徳岡正肇)

7面:『吸血鬼ラスヴァン』VS『吸血鬼文学名作選』!(岡和田晃

8面:Cabinet of Curiosities―─ナイトランドを飾ったアーティスト・作家諸氏の近況(編:田中鷹虎)

 

「白亜紀」164号(2022年10月号)に、形而上詩「来訪者」を寄稿

 「白亜紀」164号(2022年10月号)に、形而上詩「来訪者」を寄稿しました。KOTOBA Slam Japan 北海道大会2022で先んじてお披露目した作品で、私の記憶に、たとえばラミュ『詩人の訪れ』や、シュトルム『みずうみ』等から触発されたイメージを重ね書きしています。、「歌 ず 流 よ は 葵 び 福 革: 半 の 最 後 来 訪 者 * 書 油 花 ç° が に に 遠 を 死 煎 麗 と め か か に ず か か れ」というテキストの画像のようです、「も れ な で た る 然 め 山 è返 統 活 焰 賞 い た 消 れ 號 散 帆 あ 相 は て 週 憎 た は 不 企 だ」というテキストの画像のようです

 

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「北海道新聞」8月22日夕刊に、中村康利さんによる『アイヌ文化史辞典』(吉川弘文館)の書評

 「北海道新聞」8月22日夕刊に、中村康利さんによる『アイヌ文化史辞典』(吉川弘文館)の書評が出ました。この辞典て、私は鳩沢佐美夫の項目を担当しています。

 

「ナイトランド・クォータリーvol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」発売中

 僭越ながら私が編集長をしております、「ナイトランド・クォータリーvol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」が、2022/9/9頃に発売となりました。

 今回も強力ラインナップでお届けいたします。 

athird.cart.fc2.com


幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌《ナイトランド・クォータリー》。
vol.30の特集は「暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」。
メルヘンはリアリズムの制約に縛られず、
必ずしも教訓に還元されない自由な感覚を持ちながらも、
読み手の内奥に直接訴えかけるものを持つ。
メルヘン研究家のカール=ハインツ・マレは、
メルヘンが世界中で絶えることなく生きつづけ、愛されている理由を、
その「暗い側面」にあると分析している。
そうしたメルヘン的な闇に彩られた物語を特集。
あなたの心の内奥に語りかけてくる物語たちです!
小説は、
ウンゲルン=シュテルンベルク、マイクル・ムアコック、トッド・ロビンズ、S・チョウイー・ルウ、トマス・バーネット・スワン、トマス・M・ディッシュ、カリーナ・ビセット、最合のぼる、石神茉莉小林弘利
他に、金原瑞人インタビューなど、コラム記事等も満載です!

テキストのアニメ風の画像のようです
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■主な内容
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【Story】
■アレクサンダー・フォン・ウンゲルン=シュテルンベルク「六粒のさくらんぼ」/訳:垂野創一郎
■トッド・ロビンズ「残酷な拍車」/訳:待兼音二郎
■トマス・バーネット・スワン「ドライアドの棲む樹」/訳:岡和田晃
トマス・M・ディッシュ「新しい頭で楽しもう」/訳:菅原慎矢
■S・チョウイー・ルウ「愛に似たなにか」/訳:勝山海百合
■カリーナ・ビセット「蛇と蛙」/訳:徳岡正肇
マイクル・ムアコック「白牙の肖像」/訳:健部伸明
小林弘利「ひびき」
石神茉莉「It is only make-believe」
■最合のぼる「退屈な王女様」
【Interview】
金原瑞人インタビュー「飾らないスタイルで翻訳書の妙味を伝える」聞き手:岡和田晃・岩田恵・深泰勉/構成=岡和田晃
【Color】
■甘美な悪夢へといざなう暗黒のメルヘン/沙月樹京
■『LAMB/ラム』現代アイスランドが生んだ驚異の神話/深泰勉
■怪物たちが彷徨う夢と、暗い未来。――短編シリーズ『ラブ、デス&ロボット』/丸屋九兵衛
■時空を超えたシスターフッド──セリーヌ・シアマ監督『秘密の森の、その向こう』とフィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』/岡和田晃
■豪華スタッフが贈る、新・いばら姫「十三月のふたり姫/The 13th month」/徳岡正肇
【Essay】
■怪奇幻想文学としての暗黒メルヘン/岡和田晃
■メルヒェンと民話蒐集の向こう側にあるもの/深泰勉
■ダークメルヘン・心の扉を開けて/浅尾典彦
ラヴクラフトとBLM/エイヴリ・モロー
SNSをザワつかせる暗黒癒し系漫画たち/徳岡正肇
■『コララインとボタンの魔女』の〈もう一人の母〉/エスカンド・ジェシ
■日本児童文学と暗黒性/後藤耕
【Game】
■ 神の代理羊よ、異端を屠り地上に楽園を作れ──『Cult of the Lamb』に見る現代インディゲーム/徳岡正肇
【Serial】
■覚えておいて欲しいこと……第七回 「盗まれた子供」について/井村君江
■〈アンソロジーに花束を〉第十二回 ホラーのベスト100アンソロジー安田均
【Book guide】/岡和田晃
金原瑞人印の短編集──『八月の暑さのなかで』と『壊れやすいもの』
■多層的な複合体としてのアンチ・メルヘンへ──『昔話と文学』
■兎穴や鮫の胃という異界からの呼びかけ──『偽のプリンセスと糸車の呪い』、『呑み込まれた男』、『陽だまりの果て』
■表紙/たま《The gate was opened》
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『ウォーハンマーRPG』第4版の新作サプリメント『ライクランドの記念碑』のPDF販売が開始

 『ウォーハンマーRPG』第4版の新作サプリメント『ライクランドの記念碑』のPDF販売が開始(リンクはコノス)。五つの注目すべき記念碑、彫像、塔が紹介されており、世界観の理解、シナリオソースに最適です。私は待兼音二郎さんと翻訳監修に入りました。

conos.jp