ホビージャパンRPGコンベンションで『D&D』のダンジョンマスターをしてきます。


 6月27日に開催されます、ホビージャパンRPGコンベンションで『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版』のダンジョンマスターをして参ります。
 今回は、イベントとしてかなり工夫が凝らされているようです。
 柳田真坂樹さんの紹介文が優れているので、こちらをぜひご覧下さい!

 来る6月27日、おなじみの代々木全理連ビルにてHJのコンベンションが行なわれます!


 HJ RPGコンベンション in 東京
http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/event/20090627hj.html


 今回はD&D4版の他にも、新作の『戦国異聞録 KAMUI TRPG』も立つとか。

 さて、今回のD&D4版ですが卓の種類が3つあります。

 一つは“D&D第4版 TRPG初心者対応コース”

 TRPGそのものが初めての人も参加できる、ビギナー対応のテーブルです。参加者にはもれなく、20面ダイスがプレゼントされます。用意される冒険シナリオは前回のHJコンの物と同じで、質も保証されてます。

 とりあえずD&D4版に興味を持った方、TRPGってどんなものだろうと思う方、そして赤箱からしばらく立って復帰しようという方、こちらお勧めです。

 更にもう一つ、D&D第4版 初心者対応“レディス・パーティー”

 TRPG初心者対応コースと同内容(つまりこっちもビギナー対応です)で女性のみの参加募集卓です。

 どれだけリプレイやWebのプレイレポートなどで興味を持ったとしても、いきなりコンベンションに来るのは勇気が要ると思うのですよ。でも、遊びたいという気持ちに変わりはないはずで、そんな気後れもったいないです。

 と言うわけで、『若獅子の戦賦』では騎士リューマ・バステソーンを、『海燕〜Around the World』では妖精の魔法使いアウラをプレイしている、編集アサコさんがDMを担当します。女性同士ということで、細やかな気遣いのもと、気後れや心配なしにD&Dを楽しんでいただけると思います。

 それはそれとして、きっとアサコさんのことなのでほやほや笑いながらひでぇ戦闘になるかも知れませんが、それはそれ。こちらも20面ダイスがプレゼントされます。

 

 で、本格卓。

 これまでのHJコンベンションの経験を生かしつつ、D&D4版の特性を生かしてみます。

 これから1年間、4回行なわれる本格卓の冒険は続き物です!

 もちろん1つ1つの冒険は完全に独立していますから、「以前の冒険を遊んでいないとわからない」ではなく、「以前の冒険を遊んでいるから、にやりと笑える&より楽しめる」冒険になります。

 「それなら、普通に別々の話をすればいいじゃない」と指摘もあると思います。が、これにはもう一つの理由がありまして。

 今回、第一回は事前作成のPCレベルは4レベル。以降、6、8とPCレベルは上がってゆき、第4話では11レベル、伝説の道に一歩踏み出して冒険してもらおうと思っています。プレロールド・キャラクター(事前作成キャラクター)はこの4回、共通なんですね。

 以前、3.5版時にコンベンションで当日渡されるキャラクターは、だいたい4レベルが上限でした。それ以上になると、渡されたキャラクターの性能を理解し運用するのに熟練が必要だったからです。つまり、HJコンではなかなかファイアー・ボールが撃てなかったし、多彩な上級クラスも使えなかった。

 けれど4版は3.5版に比べれば扱いは楽です。これならば、HJコンという場で高レベルの冒険、高レベルPCたちの動きとを言うのをデモンストレーションできるのではないでしょうか? 

 実際に先日名古屋のNIGHTSにてD&D4版を行なった時には、プレロールド・キャラクターのレベルは9レベルでした。そして、初めての人たちも充分にプレイはできました。もちろん、慣れていればもっと上手く運用できたかも知れません。けれど、9レベルは回せるのです。そういう風に4版はできています。

 私たちは、まずやってみようと思います。

 段階的にプレロールド・キャラクターのレベルを上げてゆき、さらにそのキャラクターシートはHJサイトにて公開します。これによって予習・復習的に各キャラクターのビルド、連携を考えることができます。また、こうしたサンプルをたたき台にして自分のキャラクターのビルド、自分たちの連携を検討する助けになるでしょう。

 また、使用した冒険シナリオは順次HJサイトで公開される予定です。これによって、東京以外でもデモンストレーション的な冒険が可能になると思います。各地のコンベンションでD&D4thを行なおうというDMの皆さんに、「プレロールドキャラクター」と「冒険シナリオ」のセットをお届けできるというのは、それなりに意味があるのではないでしょうか。

 冒険シナリオですが、柳田真坂樹と翻訳チームの新鋭、塚田与志也が作成を勤めます。

 4thならでは! と言えるような冒険を準備いたします。

 

 これまでD&Dを遊んできた方々も。

 これからD&Dを遊んでみようという方々も。

 どうぞお誘い合わせの上、ご参加下さい。

 お待ちしております。
http://d.hatena.ne.jp/D16/20090521