「未来」2012年11月号に「向井豊昭の闘争10 『ドレミの外』から見えたもの」を掲載いただいております。

 学術出版社・未來社のPR誌「未来」2012年11月号が頒布中です。規模の大きな書店や大学生協などで無料で入手可能だと思います。


・「未来」バックナンバー(まだ11月号は未掲載です)
http://www.miraisha.co.jp/np/mirai.html


 岡和田晃は連載「向井豊昭の闘争10 『ドレミの外』から見えたもの」を掲載いただいております。
 前号に引き続き、「近代文学の終り」の問題が論じられるのですが、現代文学を考える重要な鍵を提示できた自負はあります。ちょっと無理を言って、問題作「ヤパーペジ チセパーペコペ イタヤバイ」のタイポグラフィを紙面に再現していただきました。これによって、同作がいかにテクニカルな作品なのか、よくわかると思います。
 また、遺稿から発掘され、柄谷行人への駁文にて存在が示唆された「なのだのアート」のもとになった東邦大学看護学部へ、先日取材に行って参りました。丁寧な対応をいただき、新資料も入手できましたので、今後の研究に活かしていく所存です。