未來社のPR誌「未来」2014年4月号に、小熊秀雄賞実行委員会会報「しゃべり捲くれ」11号に寄稿した「「飛ぶ橇」と「飛ぶくしゃみ」――小熊秀雄と向井豊昭の民衆感覚」が、もと原稿から加筆修正のうえで転載されました。基本、会員向けの原稿だったものですが、このたび「未来」に載り、全国の大手書店で入手可能となった次第です。
「未来」の当該号目次は、下記のとおりです。
肉体の暗き運命(1945-1970) 戦後文化論をオペラ的に 8 小林康夫
「飛ぶ橇」と「飛ぶくしゃみ」――小熊秀雄と向井豊昭の民衆感覚 岡和田晃
オリンピックと戦争 世相の森 5 町田幸彦
保守的でない二〇世紀初頭のインド古典舞踊家たち 舞踊から見たインド社会 4 黒川妙子
第六十四回ベルリン国際映画祭――アジア映画の受賞が人々の意表をついた年 ドイツと私 68 永井潤子
第二夫人として生きること オリーブの季節にパレスチナを歩いて 4 高橋美香
未来への言伝(ことづて)を持って生きていく みちのくからの声 6 原田勇男
小さな声とアクションを積み重ねること 沖縄からの報告 50 赤嶺ゆかり
歴史のファルスを演ずるのは誰か 出版文化再生 12 西谷能英
「未来」総目次 2013年5月号(560号)〜2014年4月号(571号)