「ナイトランド・クォータリー03 愛しき幽霊(ゴースト)たち」に「H・P・ラヴクラフトと煉獄の徴候――レ・ファニュ、ストーカー、アイリッシュ・ヴァンパイア」を掲載いただきました。

 怪奇幻想文学専門誌「ナイトランド・クォータリーvol.03 愛しき幽霊(ゴースト)たち」に、新作批評「H・P・ラヴクラフトと煉獄の徴候――レ・ファニュ、ストーカー、アイリッシュ・ヴァンパイア」を掲載いただきました。ラヴクラフトのレ・ファニュ受容について調査し、そこから『吸血鬼ドラキュラ』に対する批評的応答にまで視座を広げ、木原誠の『煉獄のアイルランド』の理論を用いて『クトゥルフ・ダークエイジ』の達成を考えています。『クトゥルフ・ダークエイジ』については、本論のためにシナリオThe Vampire of Schwarzbrunnゲームマスターし、その経験が反映されていると思います。自信作ですので、どうぞご笑覧下さい。
 なお、意味は通ると思いますが、一点訂正事項があるので記しておく次第です。

▼P.22、中央段、後ろから5行目
×初見を含め、

○所見を含め、


ナイトランド・クォータリーvol.03 愛しき幽霊(ゴースト)たち

ナイトランド・クォータリーvol.03 愛しき幽霊(ゴースト)たち