『Wローズ』簡易版&「グンドの物語」が門倉直人さんの許可を得て公開
ゲームポエムの先駆とも言える門倉直人『ローズ・トゥ・ロード』(2010年版)の簡易版を、門倉直人さんの許諾を得まして、以下に公開します。プレイにあたってはルールブックの現物が必要です。
もともとは岡和田が受け持ちの大学のゲームデザイン講義で使うため、門倉直人さんに許可をいただいて作成・運用したもので、このたび改めて、遠隔講義等への運用に資する目的でnoteへの公開する許諾を得まして、以下に掲載するものです。
『Wローズ』は魅力的だと思うものの、どこから手をつけていいか迷うという向きのため、最低限の要素のみで回るように換骨奪胎したものでもあります。
ざっくり簡略化して、かつ2人用の協力型ゲームとして割り切ったダウンサイジングを施していますが、もともとが素晴らしいので、短時間でも充分に雰囲気を味わうことはできます。ただし、時間が許す方は、この簡易版を足掛かりとして、オリジナルのルールにも触れてみて下さい。
『Wローズ』簡易版は、2日でインプレッション14000を超えるなど大きな反響をいただいていますが、資料として用いていただくため、『ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード』のバリアント『変異混成術師の夜』(1990年)より、門倉直人さんの小説「グンドの物語」を改めて公開しました。もちろん、著者による許諾を頂いています。以前、Analog Game Studiesで公開したときよりもレイアウト的に読みやすくなっています。