『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』に、「早稲田文学7」の発刊を記念して（実はこちらにも岡和田晃は寄稿しています）、来たる2月6日（木）に、ジュンク堂書店池袋本店で、「早稲田文学」編集チーフとして知られ近年は「王様のブランチ」への出演されている、…

好評につき完売し、現在は入手困難となっている同人誌「Genkai Vol.3」に酉島伝法『皆勤の徒』についての小論を寄稿しておりましたが、こちら、読みたいというリクエストを少なからずいただいておりました。その小論が、このたび限界研blogに再掲されること…

2013年8月に刊行された「早稲田文学6」には、向井豊昭アーカイブから「用意、ドン！」と、解説「二〇一三年の向井豊昭」が収録されましたが、このたび未來社から私の編集になる『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』が刊行されることになりました。「名著発見／古…

すでにTwitterではお知らせをしておりましたが、「日本経済新聞」2013年11月20日（夕刊）で小谷真理さんに、拙著『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』を取り上げていただきました。 また、「小説推理」2014年2月号で、森下一仁さんに、同…

RPGを中心としたアナログゲーム総合情報誌「Role&Roll」Vol.112に、ポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』のサポート記事「宇宙の歩き方」の第3回が掲載されています。今回は冒険の舞台として頻繁に採用される金星について、詳しく解説されていますよ…

高原英理さんから、編著『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』をご恵贈いただきました。 戦前への目配せも充実、「血と薔薇」、「幻想文学」、なんと金井美恵子に古井由吉、さらには伊藤計劃や藤野可織までを網羅。啓蒙的な一冊。素晴らしい試みです！ リ…

※このイベントは、大雪のため会場が使えなくなり、中止となりました、申し訳ありません（2014.02.08）。 アトリエサードさんが、2月8日（土）に開催されるシンポジウム「「世界内戦」時代のSFと文学」のフライヤーを作成してくださいました。 日本SF作家クラ…

※このイベントは、大雪のため会場が使えなくなり、中止となりました、申し訳ありません（2014.02.08）。 来る2月8日、筑波大学でイベントをやることになりました。パネリスト陣が超豪華！ 筑波大学関係者でなくとも参加でき、入場無料です。この機会を逃さず…

佐藤亜紀さんから、新刊『小説のタクティクス』をご恵贈いただきました。ありがとうございます！ 小説のタクティクス (単行本)作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る

日本SF作家クラブ会員の岡和田晃は、第34回日本SF大賞エントリーとして以下の作品を推薦いたします。 ・宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』（早川書房） 日本は、事実上の戦時下にあると言ってよいだろう。だが、その内実はマスメディア・ソーシャルメデ…

すでに発売されている「SFマガジン」2014年2月号に、あの『華竜の宮』の姉妹編たる上田早夕里の新刊『深紅の碑文』を論じた「空間秩序と『深紅の碑文』――悪夢を想像する力」を掲載いただきました。 『深紅の碑文』は、圧倒的なスケールと、それを空虚な伽藍…

早川書房さんから、牧眞司編『ルーティーン 篠田節子SF短篇ベスト』をご恵贈いただきました。ありがとうございます。編集のIさんからの手紙には、「書き下ろし短篇1篇、採録短篇7篇、書籍未収録短篇3篇、それにエッセイ、インタビュウを収録と、ほぼパーフェ…

私が編集をつとめた『北の想像力 〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅』という大著が、北海道の寿郎社という硬派な版元から、2014年4月に刊行されることになりました。 すでに文学フリマ2013秋、「パスカル・キニャール〜文学の東方（オリエント）…

2013年のミステリ・シーンを総括する『本格ミステリー・ワールド2014』（南雲堂）に収められた座談会「ゲーム化しライト化する2013ミステリ」へ参加しました。お相手は飯田一史さん、蔓葉信博さんです。 ミステリの状況に絡めつつ、岡和田晃は、ゲームブック…

南雲堂さんから、深水黎一郎さんの新刊『世界に一つだけの殺し方』をご恵贈いただきました。本格ミステリの中篇が二篇、しかも物理トリックとあって興奮。傑作『ジークフリートの剣』に続き、クラシック関連の薀蓄も冴えます。世界で一つだけの殺し方 (本格…