新レーベルShoot the Moonより、新しくボードゲーム雑誌「Game Link」が創刊されました!
http://sthem.com/gamelink/index.htm
この創刊号には、なんとカワサキファクトリーさんの新作ボードゲーム「Merchant Guild」がついています。
カワサキファクトリーさんは日本のみならず海外での評価も高く、『R-ECO』、『カルタゴの貿易商たち』などは、アメリカのゲーム会社Z-MAN GAMESから出版されています。
僭越ながら私もかつて、「Role&Roll」誌のイベントレポート記事で、何度かカワサキファクトリーさんを取り上げさせていただきました。『カルタゴの貿易商たち』はβ版を遊んだこともあります。
そして「Game Link」創刊号についている「Merchant Guild」は、交易ボードゲームの醍醐味や海外ゲームの味わいを「30分〜」&「3名〜」という軽いスペックで楽しめるという、ボードゲームを広めるためにはもってこいの付録です。
軽くてやりこめるゲームをお探しのあなたは、ぜひ!
また、雑誌パートもボードゲームの過去や現状を俯瞰できる作りになっています。「世界の伝統ゲーム」や「あなたのインストお助けします」などの記事も充実。
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なぜ「Merchant Guild」が面白いとわかっているかと申しますと、今回、待兼音二郎さん・鈴木康次郎さん・見田航介さん・岡和田という面子で、このボードゲーム「Merchant Guild」と緑一色さんの解説コミックを、日本語から英語に翻訳させていただいたからです。
ドイツのエッセンで開催される世界的なボードゲームイベント「エッセン・ゲームシュピール2009」にて、「Game Link」創刊号に記事を寄稿している海外の著名ゲームデザイナーたちへ見本誌を渡すために英訳が必要だということでした。そうした次第ですので、英語版のルールは本誌に付属していません。こぼれ話としてお聞き下さい。
もっとも持って行って下さるのは、草場純さんや健部伸明さんなどが協力されている、日本のアナログゲームを海外に紹介するというプロジェクト「JAPON BRAND」の方々で、「Game Link」には、健部さんによる「JAPON BRAND」の紹介記事も掲載されています。ぜひご覧下さい!
それにしても、この雑誌を眺めていると、そのスケールの大きさに驚かされます。この雑誌は、日本だけではなく、世界を見据えている雑誌なのでしょう。可能性を感じ、ワクワクしてきます。
RPG者には、刈谷圭司さんや健部伸明さん、さらにはあのグレッグ・スタフォード(!)が「あなたにとってのベストゲーム」を紹介しているのが必見でしょう。
グレッグが『Pendragon』を紹介している! おおっ、熱いよグレッグ!
- 出版社/メーカー: Shoot the Moon
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: おもちゃ&ホビー
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