「北海道新聞」2015年7月25日夕刊に「現代北海道文学論」第4回「池澤夏樹――始原を湛えた現代」(宮野由梨香)が掲載されました。

 日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなっている『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。

 第4回は宮野由梨香さんが「池澤夏樹――始原を湛えた現代」と題し、池澤夏樹スティル・ライフ』の視座をもって、『静かな大地』や『氷山の南』、さらには『古事記』に至るパースペクティヴを論じています(2015年7月25日夕刊)。私は全体の監修をさせていただきました。寿郎社のFacebookでも紹介されておりますので、あわせてご覧ください。

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

氷山の南

氷山の南