2017-01-01から1年間の記事一覧

「すばる」2017年8月号に宮内勝典『永遠の道は曲りくねる』書評を寄稿

「すばる」2017年8月号に、宮内勝典『永遠の道は曲りくねる』書評「移動と語りの重ね書きによる世界の再地図化(リマッピング)」を寄稿しました。この小説は何をやろうとしているのか? サイドリーダーとしても活用できるようにしています。すばる2017年8月…

第10回TRPG文華祭にゲスト参加

週末は、7月16日にTRPG文華祭にゲスト参加する予定です。17:00からのトークショーに出て、21:00からのゲームセッションで『エクリプス・フェイズ』のゲームマスターをさせていただこうかと思います。 ・TRPG文華祭 http://trpgbunkakan.jp/

「図書新聞」2017年7月22日号の「2017年上半期アンケート」3冊に回答

「図書新聞」2017年7月22日号の「2017年上半期アンケート」3冊に回答しました。トップバッター! 『ソヴィエト・ファンタスチカの歴史』、『悲しみについて 津島佑子コレクション1』、『ミッション:インプポッシブル トンネルズ&トロールズ アンソロジー』…

池澤夏樹編『日本文学全集28 近現代作家集III』(河出書房新社)に向井豊昭「ゴドーを尋ねながら」が収録

池澤夏樹編『日本文学全集28 近現代作家集III』(河出書房新社)が発売になりましたね。向井豊昭「ゴドーを尋ねながら」が収められています。ご遺族と繋ぐお手伝いをしました。新刊で入手できる向井豊昭! 必読、感涙。本作の詳しい分析は『北の文学2016』(…

「未来」2017年夏号(未來社)が届く。東條慎生さんの連載「『挟み撃ち』の夢 後藤明生の引揚げ(エグザイル)」の第四回「憧れと挫折」監修

「未来」2017年夏号(未來社)が届く。東條慎生さんの連載「『挟み撃ち』の夢 後藤明生の引揚げ(エグザイル)」の第四回「憧れと挫折」監修をいたしました。夢、筑豊の炭鉱などの話。ここから読んでも面白いですよ。 pic.twitter.com/dkvn4rGvY1— 岡和田晃_…

2017年1月25日の「東奥日報」朝刊に木村友祐『野良ビトたちの燃え上がる肖像』(新潮社)の書評「生きられる隙間を探せ」を寄稿

明日、2017年1月25日の「東奥日報」朝刊に木村友祐『野良ビトたちの燃え上がる肖像』(新潮社)の書評「生きられる隙間を探せ」を寄稿しました。珍しく自分語りも少し。お高くとまっても仕方ない、自分をぶつけて取り組まないと、という判断。https://t.co/N…

「図書新聞」連載「世界内戦」下の文芸時評、第二九回

「図書新聞」2017年7月15日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評 第二九回 ハイブリッド戦争を解体させるイロニーは提示可能か?」が掲載されています。今回は共謀罪の成立に絡め、以下の作品を取り上げています。 ・高山佳奈子『共謀罪の何が問題か』(岩…

「図書新聞」連載「世界内戦」下の文芸時評、第二二〜二八回の取り上げた作品リスト

こちらのサイトの更新ができていない間に、すっかり溜めてしまいました。以下、まとめます。 「図書新聞」2016年12月10日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評 第二二回 「思考する新たなコギト」が撃つべきシステムへと跳躍せよ」が掲載。されました。今回は…

SF乱学講座「『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』を講読する」レポート

6月4日のSF乱学講座では、『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』の整理の背景と文芸ジャーナリズムの状況を概説した後、「もぐら通信」掲載の『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』論を紹介。 そこから『不機嫌な姫とブルックナー団』論、円城塔論三作、…

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』反響一覧(その2)長文編

続いて、長文で読める書評を紹介させていただきます。山野浩一さんの「多機能型評論集」という評に我が意を得たり、です。 「多機能型評論集」(「山野浩一WORKS」2017年5月27日) 岡和田晃の第2多機能型評論集。第1と同装丁で色違い。太帯にぎっしり文字が…

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』反響一覧(その1)Twitter編

新刊『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』について、お読みになった方から反響が届いています。 こちら、Twitterで読めるものをまとめてみました(読者、書店のツィート含む)。皆さま、本当にありがとうございます。【新刊入荷】仏教的イマジネーション…

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論』のエラッタ(誤植訂正)

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論』では、優れた校正協力者の尽力で、誤植を減らすことがでましたが、それでもミスが出てしまっております。まことに申し訳ありません。いずれも純然たる校正ミスで、他意はございませんが、訂正…

2017年6月4日に「SF乱学講座『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』を講読する」

すでに日本SF作家クラブの公式サイトで告知が出ておりますが、「400字詰め原稿用紙換算で約1000枚の大作SF・幻想文学論の書を、じっくり時間をかけて講義します!」というコンセプトでイベントをやります。 『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』は、主に2…

『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論集』が発売になりました。

すでに「SFセミナー2017」、「第24回文学フリマ東京」で先行発売されましたが、主として2013年から17年の批評を集成した『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論集』が発売になりました。山野浩一さんには「多機能型評論集」と名付けて…

『ミルワード先生のシェイクスピア講義』、『人生の住処』

彩流社さんから、ピーター・ミルワード『ミルワード先生のシェイクスピア講義』、巽豊彦『人生の住処』をご恵贈いただきました。ミルワード先生のシェイクスピア講義 (フィギュール彩)作者: ピーターミルワード,Peter Milward,橋本修一出版社/メーカー: 彩流…

SF乱学講座で「H・P・ラヴクラフト「レッド・フックの恐怖」と魔術的他者」をお話してきました。

去る2016年12月4日に、SF乱学講座で「H・P・ラヴクラフト「レッド・フックの恐怖」と魔術的他者」を講演してきました。 内容紹介: 11月28日頃に発売される幻想文学専門誌「ナイトランド・クォータリー vol.07」(アトリエサード/書苑新社)は魔術特集です…

第50回北海道新聞文学賞贈賞式あれこれ

1月はいきなりバタバタで更新もできませんでした。ツィッターでは随時、状況を報告してきましたが、まとめてはいなかったので、ブログの方にストックをしておきます。本日は北海道新聞文学賞の授賞式で、これから札幌に行きます。さすがに主賓なので、残念な…