文学フリマにご来場いただきまして、ありがとうございました

 たいへんご報告が遅くなりまして恐縮ですが、12月6日の文学フリマに「幻視社」4号を頒布させていただきました。イベントにお越し下さった皆さま、ありがとうございました。私をご指名下さった方もいらっしゃり、恐縮です。
 文学フリマ会場で80部弱を提供できまして、その後、少しずつ30部程度を遠隔地の方々やイベントに来られなかった方々にお分けしていきました。
 ウェブなどでの反応もよく(感想をいただいた方々、ありがとうございます!)、僭越ながら成功と言ってよいのではないかと思います。とりわけ若い読者の方に「届いた」のは嬉しい限りです。同時に、この手のイベントとは関係ないと見なされがちな50代・60代の方々にも受け取っていただきました。いずれ、国会図書館にも献本させていただこうと考えています。


 当日の様子は、東條さんが詳しく書いて下さっております。また、通販をご希望の方も、お手数ですがこちらをご覧下さい(私の手元にはもう、頒布できるだけの本が残っておりませんので)。そろそろ残部が少なくなって参りました。
http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20091207/p1


※「幻視社とイケメンと野武士」。私は映ってません。


 また、向井豊昭さんのご子息には、直接、会場へ応援にいらしていただきました。なお「母も私も初めて読む作品でした。来年の文学フリマにも、発表に値する作品があればぜひ掲載してあげてください。むしろ、こちらからお願いしたいくらいです。文学フリマは初体験でしたが、コアな文学ファンって結構いるんですね! 想像してたよりずっとパワーに満ちあふれた空間でしたよ。雑誌の表紙を眺めて歩くだけで楽しかったです」とのお言葉もいただきました。編集一同、ものすごく勇気がわきました。

 まだ向井豊昭さんの遺稿は大量に残っているのですが、来年の文学フリ*1においても、未発表の遺稿を掲載させていただきたいと、私たちは(図々しくも)希望をさせていただいております。どうぞご期待下さいませ。

*1:幻視社は能力の関係で、イベント出展は今のところ年1回という形で運営させていただいております