「図書新聞」2019年11月16日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五七回 主体性なきショーアップという惰性へ抗うためのシミュレーション」が掲載

 発売中の「図書新聞」2019年11月16日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五七回 主体性なきショーアップという惰性へ抗うためのシミュレーション」が掲載されています。
 今号は、台風19号の被災地の「棄民」を実質的な「生け贄」として遂行された「即位礼正殿の儀」を批判しつつ、以下の作品を取り上げています。

・田中里尚『リクルートスーツの社会史』(青土社
宮内勝典『南風』(新装版、石風社
宗近真一郎柄谷行人 〈世界同時革命〉のエチカ』(論創社
岸田将幸『詩の地面 詩の空』(五柳書院)
・木村友祐「幼な子の聖戦」(「すばる」)
・高原到「テロリストが、生まれる――「セヴンティーン」「政治少年死す」」試論(「群像」)
・中西智佐乃「尾を喰う蛇」(新潮新人賞受賞作)