お知らせです。日本最大規模のゲーム情報サイト4gamer.net の連載「クトゥルフ神話TRPGで遊ぼう」の最終回「恐怖の館〜承前・新宿生前葬」」に出演させていただきました。いよいよ連載もクライマックス。朱鷺田さんの紡ぐ物語に、カメラマン・田井中純平さん…

学術出版社・未來社のPR誌「未来」2012年8月号が頒布されています。私は連載「向井豊昭の闘争」の第8回「「和人史」からヌーヴォー・ロマンへ」を掲載いただきました。 ・形という生命――ミケル・バルセロとともに 小林康夫 ・“Let It Be”の意味 デラシネ備忘…

「向井豊昭アーカイブ」にて、「用意、ドン！」が掲載されました。これは、遺稿の中でも群を抜いて完成度が高く、後期向井の代表作の一つとなりうる作品です。なぜ、未発表だったのかが、わからないほど。エスペラントのモチーフにも要注目。向井豊昭のアイ…

ホビージャパンさまから、D&Dの最新サプリメント『モルデンカイネンの魔法大百貨』の見本誌をいただきました。相変わらず、よく相変わらず、よくこんなの考えたよなあという魔法のアイテムの目白押し。至福。眺めているだけでも時間を忘れます。このサプリメ…

先日発売された共著『21世紀探偵小説 ポスト新本格と論理の崩壊』に収録された「現代「伝奇ミステリ」論――『火刑法廷』から〈刀城言耶〉シリーズまで」に一部ミスがありました。お詫びして訂正させていただきます。 ▼P.333 ☓京極夏彦の百鬼夜行シリーズ初期…

筑摩書房さんから、『猫ノ目時計』、『ピカルディの薔薇』（文庫版）、『蘆屋家の崩壊』（文庫版）の3冊を、わざわざご恵贈いただきました。本当にありがとうございます。猫ノ眼時計 (幽明志怪)作者: 津原泰水出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/07/01メ…

4gamer.netで連載中の「TRPG連載「クトゥルフ神話TRPGで遊ぼう」第2回「新宿生前葬」に出演させていただきました。 いよいよ物語が幕を開きました。テーブルトークカフェDaydreamでのセッション風景と、モノクロの物語内光景がリンクするさまが、雰囲気を否…

藤元登四郎さまより、『シュルレアリスト精神分析―ボッシュ+ダリ+マグリット+エッシャー+初期荒巻義雄/論』をご恵贈いただきました。帯に巽孝之さんの惹句が光る。SF大会等で北海道へ出張していた際に読みましたが、これは力作。「SF大賞クラス」と言えばよ…

大好評、『ウォーハンマーRPG』体験会を開催させていただきます。場所は、「Role&Roll Station」秋葉原店。同店のホームページに記載されている告知文を、下記に天災させていただきます。 ネズミ人間の恐怖を知れ。これが本当のダークファンタジーだ！ スケ…

『しずおかSF 異次元への扉』が先月末に出たばかりですが、今月末には共著、批評家集団「限界研」の4冊目の評論集『21世紀探偵小説 ポスト新本格と論理の崩壊』が南雲堂から刊行されます。こちらに「現代「伝記ミステリ」論――『火刑法廷』から〈刀城言耶〉シ…

先日発刊された共著『しずおかSF 異次元への扉』に書かせていただいた拙稿「藤枝静男という内宇宙」に、一箇所、ミスがありました。 P164の「旧知の大鯰と出逢ったりする」は→「旧知の大鰻に出逢ったりする」の間違いです。お詫びして訂正させていただきます…

4gamer.netで連載が始まった「帰ってきたTRPG連載「クトゥルフ神話TRPGで遊ぼう」。第1回はマフィア梶田が“本人プレイ”に挑む「探索者の誕生」」に出演させていただきました。実際にRPGをプレイし、その光景をロケハンして、プレイングをモノクロ、ストーリ…

学術出版社・未來社のPR誌「未来」2012年7月号が頒布されています。 未來社ホームページ内での告知はまだの模様ですが、私は連載「向井豊昭の闘争」の第7回「爆弾の時代とエスペラントの理想」を掲載いただいております。 1970年代前半「アイヌ革命論」（太…

日本SF作家クラブの公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」（http://prologuewave.com/）に、『エクリプス・フェイズ』のシェアード・ワールド企画の第4回が掲載されております。 いよいよ片理誠さん、伊野隆之さんの連載が完結を迎えます。 「黄泉の縁を巡…

『エクリプス・フェイズ』体験会1周年記念、Role&Roll Station横浜店を貸しきって『エクリプス・フェイズ』を遊びましょう！ 以下、「Role&Roll Staiton」横浜店のウェブサイトの告知文からの転載です。 http://www.arclight.co.jp/r_r_s/yok/event/#post-14…

アナログゲーム専門誌「Role&Roll」Vol.94に、『エクリプス・フェイズ』体験版のフォローアップ記事の第2弾「青き森にささやく声」が掲載されております。 これは「Role&Roll」Vol.92に掲載された『エクリプス・フェイズ』体験版「ヘリオンズ・エッグ」、お…

日本SF作家クラブのウェブマガジン「SF Prologue Wave」に、好評をいただいている『エクリプス・フェイズ』シェアードワールド小説の第3弾が掲載されております。SF小説として読んで楽しめるだけではなく、『エクリプス・フェイズ』を実際にプレイする際にも…

南雲堂から発売されている『サブカルチャー戦争』の「ゲームリスト」にエラッタがあります。P.373『ストーカー 〜シャドーオブチェルノブイリ〜』の解説部、「ウクライナ初の本作は」ではなく「ウクライナ発の本作は」です。お詫びして訂正いたします。サブ…

「SFマガジン」2012年8月号のP.72で私が発言している「認識論的異化作用」のルビ、 「コグニティヴ・エンストレイジメント」は間違いで、正しくは「コグニティヴ・エストレイジメント」です。お詫びして訂正いたします。S-Fマガジン 2012年 08月号 [雑誌]出…

「SFマガジン」2012年6月号で、私が担当した『虐殺器官』レビューに、一箇所ミスがございます。 『虐殺器官』のレビュー、「ジム・クレイス版の著作になぞらえ」となっていますが、正しくは「ジム・クレイスの著作になぞらえ」です。お詫びして訂正いたしま…

藤元登四郎さんから、ステファンヌ・マンフレド『フランス流SF入門』をご恵贈いただきました。 本当にありがとうございます。 この本については、非常に感銘を受けたので、別途詳しく紹介を書きたいと思います。気長にお待ちください。La Science―fiction フ…

7／7（土）〜8（日）と、北海道は夕張で開催されます第51回日本SF大会Varicon2012に参戦いたします。 ・サイバーパンクの部屋（20：30〜22:00） ・北海道SF大全（0：30〜2:00） ・『エクリプス・フェイズ』体験会 in Varicon2012 この3つの企画にゲスト参加…

財団法人静岡県文化財団の「しずおかの文化新書」の最新刊として、『しずおかSF 異次元への扉〜SF作品に見る魅惑の静岡県〜』が刊行されました。 日本SF評論賞チーム・プロジェクト静岡の総力を結集させた一冊です。地域性を大事にしながら、SF入門としても…

ニューウェーヴSFの梁山泊「speculativejapan」に「SFセミナー2010」の「樺山三英と一緒に、樺山三英の小説を語ろう」パネルの詳細な記録の第一部が公開されました。『ゴースト・オブ・ユートピア』や対談のおともにどうぞ。 第1部「『ジャン＝ジャックの自…

樺山三英さん待望の新刊『ゴースト・オブ・ユートピア』発売に併せて、「SFマガジン」2012年8月号に樺山三英×岡和田晃対談「歴史と自我の狭間で――『ゴースト・オブ・ユートピア』とSFの源流」を掲載いただいております。 『ゴースト・オブ・ユートピア』と併…

批評家集団「限界研」のウェブログに、ネオ・スチームパンク・ムーヴメントについての批評を掲載いただきました。SFムーヴメントとその外部を結ぼうという試みです。ご笑覧いただけましたら幸いです。 ・ネオ・スチームパンク・ムーヴメントの襲来！ http://…

日本SF作家クラブの公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」での『エクリプス・フェイズ』企画、第2弾が公開されました。伊野隆之さんの新連載に始まる、怒涛の豪華ラインナップです。Analog Game Studiesが昨年出したファンジンも、第2版として再掲いただい…

2012年6月2〜3日に開催された第5回TRPG文華祭にゲストでお招きいただき、『エクリプス・フェイズ』のゲームマスターとして参りました。今回はタイタンと火星という二つの星をシーン毎に切りわけたEPならではの冒険。全員EP初体験でしたが、考えぬいた意志決…

お知らせです。「ジャーロ」2012年夏号（No.45）に「ミステリと社会史――神話的人物の生きる「場所」」と題し、皆川博子『双頭のバビロン』と、トゥールミン＆ジャニク『ウィトゲンシュタインのウィーン』を絡めて論じました。限界研のリレー連載「謎のリアリ…

都甲幸治さんから「新潮」の連載をまとめた『21世紀の世界の30冊を読む』をご恵贈いただきました。海外文学を愉しむための新しい「パイプ」を作り出そうという強靭な意志に満ちた本。紹介される作品が魅力的ながら、最先端の批評にもなっています。海外文学…