2012-01-01から1年間の記事一覧

佐藤亜紀『金の仔牛』をご恵贈いただきました。

佐藤亜紀さんより、『金の仔牛』をご恵贈いただきました。連載を熱心に追っていた作品ですが、もう単行本になるとは。生きる力が湧いてくる作品で、ありがたい限りです。最高の誕生日プレゼントとして大事に読ませていただきます。金の仔牛作者: 佐藤亜紀出…

「SFマガジン」2012年11月号に『屍者の帝国』評を掲載いただきました。

本日発売の「SFマガジン」2012年11月号に、伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』評「新たな時代の「世界文学」」を掲載いただきました。新島進さん、柳下毅一郎さんとともに『屍者の帝国』クロスレビュウに参加させていただいた形になります。 ご指名をいただいた…

31歳になりました。

まったく早いものです。さまざまな方々から、あたたかい「誕生日おめでとう」のメッセージをいただきました。ありがとうございます。少しでも良い仕事を、継続していければと思っております。

「Role&Roll」Vol.96に、『エクリプス・フェイズ』「エントリー・ミッション」01が掲載されています。

お馴染み「Role&Roll」連載記事のご案内です。 今回から始まった「エントリー・ミッション」とは、『エクリプス・フェイズ』世界の入門、あるいはゲーム・ファンへ向けてのSF入門を目指して、有名なSF小説やSF映画を題材に取った、すぐに遊べる『エクリプス…

「未来」2012年9月号に連載「向井豊昭の闘争」第9回「詩人、向井夷希微の血を享けて」を掲載いただきました。

学術出版社・未來社のPR誌「未来」2012年9月号が頒布されています。私は連載「向井豊昭の闘争」の第9回「詩人、向井夷希微の血を享けて」を掲載いただきました。 ・形という生命――ミケル・バルセロとともに 2 小林康夫 ・スラヴィク先生の回想 デラシネ備忘…

Togetterまとめ「ホラーとミステリの相性の悪さ??」に抗議します

TogetterというTwitterの発言をまとめるウェブサービスが存在するのをご存知でしょうか。 そのTogetterに「ホラーとミステリの相性の悪さ??」というまとめがあると、Twitterのタイムラインで回ってきたのですが、実際に覗いてみて驚きました。 私のTwitter…

カナイセイジさんの『ラブレター』英語版発売

10年来の戦友、ゲームデザイナーのカナイセイジさんの新作カードゲーム『ラブレター』が、アメリカAEG社で英語版の発売が決定した模様です。 カナイさんには、公私にわたってお世話になって来ました。私が書いたRPGリプレイに、カナイさんは常連メンバーとし…

「生政治と破滅」(「SFファンジン」56号)のエラッタ

先日頒布された「SFファンジン」56号に収録された「生政治と破滅(カタストロフィー)――トマス・M・ディッシュ「リスの檻」および『キャンプ・コンセントレーション』再考」に一部ミスがありました。お詫びして訂正させていただきます。 『歌の翼に』(一九…

『シャドウラン 20th Anniversary Edition』をご恵贈いただきました。

朱鷺田祐介さんから、JGC2012で先行発売された『シャドウラン 20th Anniversary Edition』をご恵贈いただきました。大感謝です! 本作は傭兵ペンギンさんの手になるKotaku Japanの記事が詳しいです。『コール・オブ・デューティ3 モダン・ウォーフェア』の隣…

『恐怖の墓所』をご恵贈いただきました。

ホビージャパンさんから、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版関係の新刊『恐怖の墓所』をご恵贈いただきました。『AD&D 1st』の悪名高いデス・ダンジョン(もちろん、遊びこみました)が華麗に復活ということで、喜ばしい限りです。 一部リンクする設定もあ…

『しずおかSF 異次元への扉』が「北海道新聞」および「本の雑誌」で紹介されました。

「北海道新聞」2012年7月31日夕刊で、巽孝之さんによる第51回日本SF大会のレポート記事が掲載されました。そこで「サイバーパンクの部屋」や「北海道SF大全」の部屋、および私、SF評論賞チームについて等、多大な紙幅を割いて言及をいただいております。大変…

ジャパンゲームコンベンション(JGC2012)にゲスト参加しました。

去る8/31〜9/2に開催されたJGC(ジャパンゲームコンベンション)2012にゲスト参加しました。 8/31にはR-CONで拙GMの『エクリプス・フェイズ』では、「Role&Roll」 Vol.96所収の新しいコンセプトのシナリオ「エピメテウス」のお披露目でしたが、全員システム…

ジャパンゲームコンベンション(JGC)2012にゲスト参加します!

今週末(8/31〜9/2)に、日本最大の会話型RPGのイベント、ジャパンゲームコンベンション2012が新横浜プリンスホテルで開催されます。 私はゲスト参加し、「Role&Roll」関連ルールシステムを扱う「R-CON」(宿泊参加者向け)で『エクリプス・フェイズ』を2回…

齋藤路恵さんのオリジナル小説

日本SF作家クラブ公認ネットマガジン、SF Prologue Waveで、Analog Game Studiesメンバー、齋藤路恵さんのオリジナル小説「犬と睦言」が公開されました。時間SFテーマのセンス・オヴ・ワンダーをふまえながら、その枠には留まらない深読み可能な構成と文体が…

「国民学校落第生」公開

向井豊昭アーカイブ」に、「国民学校落第生」が掲載されました。向井豊昭のルーツを示す、70枚ほどの中編です。印象的なタイトルの話ですが、あの戦争の話です。向井豊昭は東京大空襲を経験しているのですね。文学を通して、記憶を受け継ぐためにも。 ・国民…

岡和田晃の出身(および受賞年次)について

これまで、いくつかのプロフィールにおいて、岡和田晃は「北海道旭川市生まれ」、「旭川市生まれ、北海道空知郡で育つ」などとなっていました(たとえば、「GAME LINK」第3号の「No Game, No Life!」)。 ですが、このたび、「北海道出身」以上の情報が必要…

バラード架空インタビュー再掲

ニューウェーヴSFの梁山泊、speculativejapanに、サンリオSF文庫版J・G・バラード『夢幻会社』(増田まもる訳)に収められた、伝説の「バラード架空インタビュー」が再掲されました! 大江健三郎が『万延元年のフットボール』を、中上健次が『枯木灘』を書い…

「荒巻義雄の伝奇リスト」

荒巻義雄さんに、『21世紀探偵小説』収録の拙稿「現代「伝奇ミステリ」論」を補完する寄稿をいただきました。ありがとうございました。ニューウェーヴSFの梁山泊、speculativejapanにて、無料で読むことが可能です。 ・「荒巻義雄の伝奇リスト」 http://spec…

「教育」×「ゲーム」イベントのレポートが掲載されました。

Analog Game Studiesに、2012年8月4日に所沢市男女共同参画推進センターにて行われた、会話型RPG(TRPG)『ラビットホール・ドロップス』の体験会が掲載されています(小春香子さん)。 新しい試みがどのようなものだったのか。興味のある方は必見です。ご協…

駿河三文オペラ

共著『しずおかSF 異次元への扉』が「SFマガジン」に紹介されたのですが、そのことが、創碧社ブログ「駿河三文オペラ」で取り上げられています。いちど、お立ち寄りいただけると幸いです。 ・駿河三文オペラ http://blog.souheki.jp/?eid=1431498 しずおかの…

「SFファンジン」56号(復刊第2号)に、「生政治と破滅(カタストロフィー)――トマス・M・ディッシュ「リスの檻」および『キャンプ・コンセントレーション』再考」を掲載いただきました。

お知らせです。セミプロジン「SFファンジン」56号(復刊第2号)に、「生政治と破滅(カタストロフィー)――トマス・M・ディッシュ「リスの檻」および『キャンプ・コンセントレーション』再考」を掲載いただいております。70枚の本格的な評論。 この「生政治と…

「Role&Roll」Vol.95に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第9回および『エクリプス・フェイズ』サポート記事を掲載いただきました。

RPGを中心としたアナログゲーム情報誌「Role&Roll Vol.95」に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第10回「傭兵、乱世に生きる婆娑羅」を掲載いただいております。 フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の風俗や文化を紹介することで、RPGや物語創作をより楽…

『ラビットホール・ドロップス シナリオブック』発売

伏見健二さんの新作『ラビットホール・ドロップス』のサプリメント『ラビットホール・ドロップス シナリオブック』が発売されました。Analog Game Studiesが協力としてクレジットされています。 教育や障害者支援の現場での利用も視野に入れたこのシステム。…

「21世紀、SF評論」でVaricon2012プログラムブックの記事再掲が開始されています。

日本SF評論賞チーム有志は、去る2012年7月7日〜8日に開催された夕張での第51回日本SF大会(Varicon2012)を応援するために、大会参加者に限定配布された「Varicon2012プログラムブック」へ600字程度の「北海道大全」(北海道に関したSF作品のレビュー)を寄…

Varicon2012公式サイトに「北海道SFビブリオ」を掲載いただきました。

第51回日本SF大会Varicon2012公式サイトの「北海道SF大全」に、企画の締めといたしまして「北海道SFビブリオ」を掲載いただきました。あなたなりの「北海道SFの布置を考えてみて下さい。 ・「北海道SFビブリオ」 http://www.varicon2012.jp/taizen.php?no=31

Varicon2012公式サイトに川又千秋「魚」論を掲載いただきました。

第51回日本SF大会Varicon2012公式サイトの「北海道SF大全」に、川又千秋「魚」論を掲載いただきました。狭義の川又千秋論に留まらず、「NW-SF」再評価の文脈、また英訳『幻詩狩り』(『Death Sentences』)論も兼ねています。ご笑覧ください。 ・「北海道SF…

『ペルディード・ストリート・ステーション』文庫版をご恵贈いただきました。

翻訳者の日暮雅通さまから、チャイナ・ミエヴィルの『ペルディード・ストリート・ステーション』文庫版の上下巻をご恵贈いただきました。解説は若島正さん。ありがとうございます。とても光栄です。 Analog Game Studiesでは、同作品の紹介記事が掲載されて…

ピアサポートグループ「イイトコサガシ」代表・冠地情さんの対談記事が公開されました。

Analog Game Studiesにて、「アナログゲームのユニヴァーサル・デザインに向けて――RPGのナラティヴとコミュニケーションを考える――」と題し、ピアサポート・グループ「イイトコサガシ」の代表・冠地情さんとの対談が掲載されました。新しい試みですので、ぜ…

『しずおかSF 異次元への扉』を「SFマガジン」で紹介いただきました。

「SFマガジン」2012年10月号のP.8の「マガジン・リーダーズ」にて、共著『しずおかSF 異次元への扉』を大きくご紹介いただきました。とても光栄です。チェックしていただけると幸いです。しずおかの文化新書9 しずおかSF 異次元への扉〜SF作品に見る魅惑の静…

「SF Prologue Wave」にショートショートが再掲されました。

お知らせです。日本SF作家クラブの公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」に、昔、雑誌に掲載されたショートショートを再掲いただきました。初めて商業誌に掲載された原稿で、当時、16歳(!)。今回、手を入れようかと思ったのですが、リズムが崩れたので…