2020-01-01から1年間の記事一覧

リニューアル版「SF Prologue Wave」に、月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.190「『エクリプス・フェイズ』GMガイド SF-RPGなんてこわくない!~セッションの前に」の紹介等が掲載

リニューアルして日本SF作家クラブの公式事業となったSF Prologue Waveに『エクリプス・フェイズ』のサポート記事の紹介が掲載されました。 月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.190「『エクリプス・フェイズ』GMガイド SF-RPGなんてこわくない!…

時事通信で、佐々木敦『これは小説ではない』(新潮社)の書評「ジャンルの外から立ち返る」が配信

2020年8月18日付けの時事通信で、佐々木敦『これは小説ではない』(新潮社)の書評「ジャンルの外から立ち返る」が配信されました。全国の地方紙に書評が載っていくと思います。本書評のためにレッシング『ラオコオン』(と、クレメント・グリーンバーグ)を…

『幻想と怪奇の英文学Ⅳ』発売記念コラボトーク【NLQオンラインセッション #05】 「英文学研究って何?」

明日、8月14日20:00より、『幻想と怪奇の英文学Ⅳ』(春風社)発売記念コラボトーク【NLQオンラインセッション #05】 「英文学研究って何?」を開催いたします。 「ナイトランド・クォータリー」と『幻想と怪奇の英文学Ⅳ』のコラボイベントです! 下楠昌哉、…

「図書新聞」2020年8月15日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六六回 ネガティヴ・ケイパビリティを軸に(文学)史を裏返す挑戦」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年8月15日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六六回 ネガティヴ・ケイパビリティを軸に(文学)史を裏返す挑戦」が掲載。コロナ禍の「第二波」への否認、反緊縮をめぐる議論が差別や格差を是認する方向へ進んでいることに警鐘を鳴…

「図書新聞」2020年8月8日号に室井光広『詩記列伝序説』の書評「「世界劇場」の座付き作家が遺した「円環の廃墟」への案内文」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年8月8日号に、室井光広『詩記列伝序説』(双子のライオン堂)についての4000字の長編書評「「世界劇場」の座付き作家が遺した「円環の廃墟」への案内文 デビュー論文と近作を結び付ける遺稿集らしからぬ新鮮なコレクト・クリティー…

児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる「ソーサラー・ソリテア完全版」リプレイ

「ヴァンパイアの地下堂」(『コッロールの恐怖』所収)や、「廃都コッロールのトークティパス」(「Role&Roll」Vo.183)のリプレイを寄稿してくださった齊藤飛鳥さんが、新しく「ソーサラー・ソリテア完全版」(「ウォーロック・マガジン」Vol.7)のリプレ…

「みらいらん」6号の江田浩司「私の読んだ詩集の話。VI」で『掠れた曙光』評

「みらいらん」(洪水企画)2020年夏(第6号)で、短歌と現代詩を架橋する創作者の江田浩司さんが、連載「私の読んだ詩集の話。VI」で拙著『掠れた曙光』を大きく取り上げて下さいました。ありがとうございます! みらいらん (6号) 発売日: 2020/07/10 メデ…

「Role&Roll」Vol.190に、『エクリプス・フェイズ』GMガイド「SF-RPGなんてこわくない!〜セッションの前に」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.190に、『エクリプス・フェイズ』GMガイド「SF-RPGなんてこわくない!〜セッションの前に」が掲載。タイトルは名著『RPGなんてこわくない!』より。SF-RPG初心者と卓を囲む際のコツ、三幕構成の解説から、世界設定を簡潔に紹介する…

「SF Prologue Wave」2020年7月20日更新号に、 「『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.189「『エクリプス・フェイズ』シナリオ作成ガイド 「ヘリオンズ・エッグ」から学ぶシナリオ作成のツボ」』が掲載されました。

「SF Prologue Wave」2020年7月20日更新号に、『エクリプス・フェイズ』情報として 「『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.189「『エクリプス・フェイズ』シナリオ作成ガイド 「ヘリオンズ・エッグ」から学ぶシナリオ作成のツボ」』が掲載されま…

「図書新聞」2020年7月25日号の2020年上半期読書アンケートに回答

「図書新聞」2020年7月25日号の2020年上半期読書アンケートに回答しました。岡和田晃は、以下の作品を取り上げています。これまで時評や他の書評で取り上げられていなかった作品です。 ・ヴィットーリオ・アルフィエーリ『アルフィエーリ悲劇選 フィリッポ …

「壘」Vol.5(壘の会、編集協力・有限会社ネオセントラル、2020年7月15日)に、岡和田晃の新作現代詩(形而上詩)「レオポルドシュタットの亡失——表現主義なき時代の若き詩人に」

荒巻義雄さん主宰の詩誌「壘」Vol.5(壘の会、編集協力・有限会社ネオセントラル、2020年7月15日)に、岡和田晃の新作現代詩(形而上詩)「レオポルドシュタットの亡失——表現主義なき時代の若き詩人に」が掲載されました。

「TH」No.83にワーグナー論、『俺と悪魔のブルーズ』レビュー、山野浩一連載等が掲載

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.83 音楽、なんてストレンジな!〜音楽を通して垣間見る文化の前衛、または裏側」 2020/7/29頃発売です。 私は特集論考として「リヒャルト・ワーグナーの共苦と革命」、また平本アキラ『俺と悪魔のブルーズ』のレビューを寄…

の「図書新聞」2020年7月18日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六五回 時間と場所を再接合させ、「死」のジャンク化を回避すること」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年7月18日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六五回 時間と場所を再接合させ、「死」のジャンク化を回避すること」が掲載されています。今回はBlack Lives Matterへの日本的な無頓着、都知事選での小池百合子の「圧勝」を批判しつ…

現代詩「ジェスターの鼻」を採録

noteで、現代詩「ジェスターの鼻」を採録しました。ご支援いただければ嬉しいです。 新作「ジェスターの鼻」(「茨城の文化」55号掲載)です。 ※noteに採録する現代詩は、商業流通していない媒体に載るものに限っています。次は「世界の起源の泉」を予定。「…

樺山三英「post script」(「ナイトランド・クォータリー」Vol.20)が「文藝」最新2020年秋号の山本貴光「季評 文態百版」で紹介されました、他

「文藝」最新2020年秋号の山本貴光さんの文芸時評「季評 文態百版 歴史と文学の基本パロメーター」で、樺山三英「post script」(「ナイトランド・クォータリー」Vol.20 バベルの図書館」が異例とも言える分量と熱量で取り上げられました。全文は是非、当該…

『現代北海道文学論』が「季報 唯物論研究」151号および「北海道民族学」16号で紹介されました。

「季報 唯物論研究」151号にて、岡和田晃『掠れた曙光』、『現代北海道文学論』をご紹介いただきました。ありがとうございます! 「季報 唯物論研究」151号での紹介 「季報 唯物論研究」151号 「北海道民族学」第16号(2020)で、北海道立北方民族博物館学芸…

「SF Prologue Wave」2020年6月20日号に、『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.188「『エクリプス・フェイズ』外惑星圏(リムワード):オールト雲」』の紹介が掲載

「SF Prologue Wave」2020年6月20日号に、『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.188「『エクリプス・フェイズ』外惑星圏(リムワード):オールト雲」』の紹介が掲載されています。 prologuewave.com

2020年7月10日に「ナイトランド・クォータリー」オンラインセッション03を開催します。

「ナイトランド・クォータリー」オンラインセッション、2週間に1回のペースで、順調に開催中です。 6月24日の#02については、私はスケジュール上の都合で参加できず、ビデオメッセージでの出演となりましたが、今回は参加いたします。#03からは新ステージで…

「Role&Roll」Vol.189に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第五十七回「12世紀の『冬のソナタ』? 騎士道文学に描かれた宮廷風恋愛」が掲載

「Role&Roll」Vol.189に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第五十七回「12世紀の『冬のソナタ』? 騎士道文学に描かれた宮廷風恋愛」が掲載されています。『トリスタンとイゾルデ』の逸話、トルバドゥールの仕事、チョーサーの『カンタベリー物語』等を紹…

「Role&Roll」Vol.189に、「『エクリプス・フェイズ』シナリオ作成ガイド 「ヘリオンズ・エッグ」から学ぶシナリオ作成のツボ」が掲載

発売中の月刊アナログゲーム専門書籍「Role&Roll」Vol.189に、「『エクリプス・フェイズ』シナリオ作成ガイド 「ヘリオンズ・エッグ」から学ぶシナリオ作成のツボ」が掲載。ゲームデザインは、既存のシナリオを徹底研究するところから始めるのが確実です。こ…

東大講演「「北海道文学」を脱構築する「アイヌ文学」――モダニズムと惑星思考」(阿部賢一准教授「文化批評」内)

2020年6月23日に、東大の阿部賢一准教授の「文化批評」の講義のゲストスピーカーとして、「「北海道文学」を脱構築する「アイヌ文学」――モダニズムと惑星思考」というタイトルで講演をしました。しばらく前からお話をいただいていたものですが、コロナ・ウイ…

「ナイトランド・クォータリーvol.21 空の幻想、蒼の都」が発売

私が編集長をつとめる幻視者のためのホラー&ダークファンタジー専門誌「ナイトランド・クォータリーvol.21 空の幻想、蒼の都」が発売になりました。 空や飛行にまつわる驚異のインスピレーションの数々を、特別増頁でお届けします! 「ナイトランド・クォー…

「図書新聞」2020年6月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六四回 外部性の消滅とモダニティの再検討」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年6月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六四回 外部性の消滅とモダニティの再検討」が掲載されています。コロナ禍中での英雄待望論、クルド人への暴行、検察庁法「改正」案の諸問題を批判しつつ、以下の作品を取り上げていま…

シミルボンの「日本SF作家クラブ通信」に「SF評論入門」を寄稿

書評サイト・シミルボンの「日本SF作家クラブ通信」に寄せた「SF評論入門」が、このたび公開になりました。原稿用紙換算で40枚ほどの大ボリュームで、なるべく評論家の固有名やジャーゴンを使わずに、根幹の部分を語ろうとした内容です。今後の展望を示して…

「白亜紀」157号に、新作の現代詩「世界の起源の泉」が掲載

形而上詩誌「白亜紀」157号(白亜紀の会、2020.6)に、新作の現代詩「世界の起源の泉」が掲載されました。「茨城新聞」2019年10月31日号の茨城文学賞受賞者インタビューで言明した、スウィンバーン「ハーサ」を下敷きにした作品はこれです。 My new poetry h…

「Role&Roll」Vol.188に、「エクリプス・フェイズ 外惑星圏(リムワード):オールト雲」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.188に、『エクリプス・フェイズ』の未訳サプリメントからの抄訳とシナリオソースが添えられた「外惑星圏(リムワード):オールト雲」が掲載されています。久々の設定紹介メインの回。太陽系のさいはてには何が待つのか? 汎用的な…

「図書新聞」2020年6月6日号に、中村俊也さんが『コッロールの恐怖』の書評を寄稿

発売中「図書新聞」2020年6月6日号に、中村俊也さん(冒険企画局/編集・ライター)が『コッロールの恐怖』の書評「他と往還する開かれた言語空間」を寄稿されました。開かれた舞台、一人でも多人数でも「参加」可能という視点から、複数のテクストを行きつ…

「ナイトランド・クォータリー」(NLQ)オンライン・セッションを5/29(金)20:00より開始

幻視者のためのホラー&ダークファンタジー・マガジン「ナイトランド・クォータリー」(NLQ)オンライン・セッションを5/29 20:00より開始します。開場は、19:45からとなります。 オフラインでのイベントが困難な昨今、Zoomを使って、GUESTも参加者も自由に…

「早稲田学報」2020年6月号に新作の現代詩「プロレタリア詩の誕生」等が掲載

5月20日発売の「早稲田学報」2020年6月号の特集「シジンノチ」に、新作の現代詩「プロレタリア詩の誕生」を書き下ろし、また、「私が選ぶ、私の本」コーナーに『掠れた曙光』の紹介文が掲載されております。 My recent work of proletarian literature has p…

「茨城の文化」55号(茨城文化団体連合会)に現代詩「ジェスターの鼻」が掲載

「茨城の文化」55号(茨城文化団体連合会)に、2019年度の茨城文学賞詩部門の受賞者として、新作の現代詩「ジェスターの鼻」が掲載されました。 『掠れた曙光』が評価されたのは、「詩想の円盤」を「遠くにまで飛ばしえた」、「従来の言語規範からの逸脱をも…