告知

「FT新聞」に、『怪奇の国のアリス+怪奇の国!』リプレイ、「ウォーハンマーRPGを愉しもう!」vol.9が掲載

2021年6月3日の「FT新聞」に、新刊『蝶として死す』が絶好調の児童文学・ミステリ作家の齊藤(羽生)飛鳥さんによる『怪奇の国のアリス』(T&T完全版)の小説リプレイが掲載されております。 これまでは、Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイトに掲載され…

「ナイトランド・クォータリーvol.25 メメント・モリ〈死を想え〉〜病疾(えやみ)に蠢く死の舞踏」が6月18日頃発売

僭越ながら私が編集長をつとめております「ナイトランド・クォータリーvol.25 メメント・モリ〈死を想え〉〜病疾(えやみ)に蠢く死の舞踏」、告知出ました。「死の舞踊」をテーマにした翻訳・小説・批評をお届けします。 ナイトランド・クォータリーvol.25 …

「図書新聞」2021年6月12日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七六回 ガザ空爆が示す非-人間化のメカニズムに私たちは巻き込まれている」が掲載

発売中の「図書新聞」2021年6月12日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七六回 ガザ空爆が示す非-人間化のメカニズムに私たちは巻き込まれている」が掲載されました。 今回は、岡真理『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)を参照しながら、殺していい相手…

『史学研究とゲーム研究の徒・蔵原大ー遺稿と追悼ー』補遺を公開

このたび、散逸していた蔵原大氏の遺稿を一つ発見しましたので、『史学研究とゲーム研究の徒・蔵原大ー遺稿と追悼ー』の補遺として公開いたしました。Analog Game Studiesのサイトで告知し、BOOTHからもダウンロードできるようにいたしました。 題して「「現…

「SF Prologue Wave」に、「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.86 不死者たちの憂鬱」および『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』の紹介が掲載

「SF Prologue Wave」2021年5月23日号に、「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.86 不死者たちの憂鬱」の紹介文(高槻真樹)が掲載されました。 sfwj.fanbox.cc また、5月30日号に、『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』の内容紹介(岡和田晃)が…

「TRPGフェスティバルオンライン ~Role&Roll200号記念開催~」内公式イベント『エクリプス・フェイズ』オンラインセッションのゲストGM

2021年5月29日に開催された、「TRPGフェスティバルオンライン ~Role&Roll200号記念開催~」において、公式イベント『エクリプス・フェイズ』オンラインセッションのゲストGMをしてまいりました。 拙卓の概要は以下のとおりです。おかげさまで、すぐに定員が…

「FT新聞」No.3044にて、D&D小説リプレイ「巡らされた糸、混沌の渦中へ」が掲載

2021年5月25日配信の「FT新聞」No.3044にて、D&D小説リプレイ「巡らされた糸、混沌の渦中へ」が掲載されました。クラシックD&Dの26~36レベルを扱う黒箱を使ったシナリオのリプレイで、大艦隊を率いて、神々と丁々発止のやり取りをするとてつもないスケール…

「FT新聞」No.3041と3042にちょっぴり登場

「FT新聞1ウィーク! 第427号 FT新聞 No.3041」で、第3035号で配信された『ピークス・オブ・ファンタジー』のシナリオ「人形たちの意思」に対する、読者の方からのコメントへのお返事が載りました。私と角霧きのこさんのコメントが掲載されております。 「FT…

コナン・ドイル『妖精の到来 コティングリー妖精事件』(井村君江訳・解説)がナイトランド叢書で出ます

ナイトランド叢書から、ドイルの問題作『妖精の到来 コティングリー村の事件』が出ます。いわゆるコティングリー妖精事件についての基礎文献。今回は校正やドイルのプロフィールづくりなどで製作参加しました(公式サイトに、「ナイトランド・クォータリー編…

「図書新聞」2021年5月22日号で、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七五回 国家の枠外に追いやられ、弾圧された者らを可視化する文学を!」が掲載

本日発売中の「図書新聞」2021年5月22日号で、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七五回 国家の枠外に追いやられ、弾圧された者らを可視化する文学を!」が掲載されています。入管法改悪が、父権的温情主義(パターナリズム)の裏返しとしての冷酷な弾圧であると…

「FT新聞」No.3030に、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.8」が掲載

2021年5月11日配信の「FT新聞」No.3030に、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.8」が掲載されました。魔法と奇跡の違いは? ハイパーT&T初版、『ウォーハンマーRPG』2版と4版、獣の魔術師とウルリックの司祭の違いは、さらには賢者の石とワープストー…

詩誌「フラジャイル 」第11号から新しい連載「現代北海道文学研究」を始めます

詩誌「フラジャイル 」第11号から新しい連載「現代北海道文学研究」を始めます。「(一)理論的な枠組みの提示、一九六八年前後の検証」が、掲載されました。 「スッキリ」のアイヌ差別批判、群島(アーキペラゴ)の再地図化、そして第一回北海道新聞文学賞から…

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.86 不死者たちの憂鬱」に「『ネクロスの要塞』から『メタモスの魔城』へ」「山野浩一とその時代(15)」『くれなずめ』レビューが掲載

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.86 不死者たちの憂鬱」、私は以下の原稿を監修いたしました。ぜひお読みください。 ◎M・ジョン・ハリスン「からっぽ」レビュー●待兼音二郎○郝景芳『人之彼岸』レビュー(特選街)●放克犬 ■〈夢〉の反転〜萩尾望都『ポーの…

「読書人WEB」での山野浩一追悼パネル電子版限定連載、復活!

サイト移転に伴いリンク切れになっていた、「読書人」でのウェブ限定山野浩一連載、復活しました! 完全無料、内容充実です。関係各位のご尽力に感謝します。あがっている山野浩一さんの若き日の写真は、「読書人」編集部に残っていたものです。インタビュー…

 2021年5月2日の「FT新聞」No.3021で、『トンネルズ&トロールズ完全版』用のソロアドベンチャー「青龍奇縁」が配信

2021年5月2日の「FT新聞」No.3021で、『トンネルズ&トロールズ完全版』用のソロアドベンチャー「青龍奇縁」が配信。 これは中国人留学生アダジョ氏が東海大学文芸創作学科の講義で提出した作品を原案とし、岡和田晃が徹底改稿したオリエンタルアドベンチャ…

「Role&Roll」Vol.199に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第六十二回「豪華なパーティから「衛生管理」まで——中世の饗宴とスパイス」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.199に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第六十二回「豪華なパーティから「衛生管理」まで——中世の饗宴とスパイス」が掲載されました。『カンタベリ物語』、『ガウェイン卿と緑の騎士』といった14世紀文学での饗宴、15世紀末のプロ…

2021年4月22日配信の「FT新聞」No.3011に、D&D小説リプレイ「悪魔の住む河を蔽う呪詛」を掲載

2021年4月22日配信の「FT新聞」No.3011に、D&D小説リプレイ「悪魔の住む河を蔽う呪詛」を掲載いただきました。 クラシックD&Dコンパニオン・レベル用モジュールの高レベルリプレイを、お蔵出ししてお届けします。保管庫でも読めます(配信時発生した文字化け…

「潮流詩派」265号に、「〈風〉に溶け込み、「惑星思考(プラネタリティ)」へ向かうこと――清水博司論」を寄稿

「潮流詩派」265号に、「〈風〉に溶け込み、「惑星思考(プラネタリティ)」へ向かうこと――清水博司論」を寄稿しました。清水博司の4冊の詩集『地球に吹いた風に』(1987)、『いきつもどりつ』(2000)、『ことばは透明な雫になって』(2008)、『さあ帰ろ…

「潮流詩派」265号に、プロレタリア詩「反抒情」を寄稿

「潮流詩派」265号に、新作のプロレタリア詩「反抒情」を寄稿しました。「総じて日本的抒情とは 首吊りの紐に よく似ている」というのがこのテクストの主張で、それを際立たせるための技法を考えました。私が批評で取り上げたことのある『空白の120ヘクタール…

「FT新聞」No.3002にて、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!」のVol.6が配信

2021年4月13日の「FT新聞」No.3002にて、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!」のVol.6が配信されました。今回は、オールド・ワールドの宗教と信仰について、中世史、『指輪物語』、D&D、『メタモスの魔城』、T&T、『ハーンマスター』等と比較しつつ考察して…

『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』日本語版が出ます

お待たせしました。『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』日本語版に関する情報が、版元ドットコムに出ました。Amazonにも来ています。 ラース・ブルーメンシュタイン、ロブ・ボイル他(著・文)、朱鷺田 祐介(監修・翻訳)、岡和田 晃(翻訳)…

「壘」Vol.8に、新作の形而上詩「鳥葬にされた抒情」が掲載

本日2021年4月15日発行の「壘」Vol.8に、新作の形而上詩「鳥葬にされた抒情」が掲載されました。日本的抒情を木っ端微塵にする作品にしようとしたら、むしろ、しっかり葬送することになりました。「その次」を目指す、とうわけですね。 インスピレーションを与…

日本詩人クラブの「新会員紹介2020」に、「別種の論理の具現化」を寄稿

日本詩人クラブの「新会員紹介2020」に、自己紹介がてら小文「別種の論理の具現化」を寄稿しました。詩人の集まりに、受賞歴とか出身地とか所属同人とかを書いても何ら本質的ではないと思い、こういった形になりました。

「図書新聞」2021年4月17日号に、『怪奇の国のアリス+怪奇の国!』の書評(伏見健二)が掲載

発売中の「図書新聞」2021年4月17日号に、『怪奇の国のアリス+怪奇の国!』のキレキレな書評「物語は奇妙な酔い心地で加速 偏愛によって蘇った怪奇の書と、詩情豊かに展開されるイメージの洪水」が掲載されました。評者は、なんとゲームデザイナー/作家の伏…

「Role&Roll」Vol.198に、『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「木星外交官アンジェリカの亡命」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.198に、『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「木星外交官アンジェリカの亡命」が掲載。未訳の『Transhuman』に出ている偽装作戦のやり方、犯罪組織への対処につき、プレイを通じて学べます。その他、資料の抄訳もあり。 「ナイトラン…

「図書新聞」2021年4月10日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七四回 マイノリティを挟撃する「リアリズム」を現状肯定の言い訳としないこと」が掲載

発売中の「図書新聞」2021年4月10日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七四回 マイノリティを挟撃する「リアリズム」を現状肯定の言い訳としないこと」が掲載されています。言いたいことが、タイトルにあらわれていますね。 今回はミャンマーのクーデター…

『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』(アトリエサード2013)が電子書籍化

私の第1評論集『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』(アトリエサード2013)が電子書籍化されました。29%OFFとお買い得ですが、それだけではなく、判明した誤植を全て訂正しています。読み応えある1冊だと思います。お買い求めをいただけ…

「Role&Roll」Vol.197に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」第61回「人狼――伝説の恐怖と変身のドラマ」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.197に、中世ヨーロッパの文化風俗を楽しく学ぶことができる「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第61回「人狼――伝説の恐怖と変身のドラマ」が掲載されています。感染症、獣になっても変わらぬまなざし、そして狂戦士というキーワー…

「FT新聞」No.2988で、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.5」が配信

本日2021年3月30日の「FT新聞」No.2988で、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.5」が配信されました。今回は「混沌」と、その裏返しだと示唆されている「エーテル」について解説しています。概説と踏み込んだ分析を両立させようと足掻いています。 ana…

東海大学文芸創作学科2021年度春学期シラバス(幻想文学・SF論)

東海大学文芸創作学科2021年度春学期シラバス(幻想文学・SF論) 今年度も東海大学文芸創作学科での非常勤講師として勤務します。以下、利便性を鑑み、シラバスをこちらにも公開しておきます。 021年度 秋学期 授業科目名 「サブカルチャーと文学」曜日 時限…