2022年春学期金曜3限シラバス(文学とセクシュアリティ)

東海大学文化社会学部文芸創作学科で開講する掲題の講義の受講生の利便性に鑑み、シラバスをサイトでも公開します。 基本事項 /Basic Information 学科目 /Field of Study 文学とセクシュアリティ 科目キーワード /Course Keywords フェミニズム/クイア…

2022年春学期水曜4限シラバス(幻想文学・SF論論)

東海大学文化社会学部文芸創作学科で開講する掲題の講義の受講生の利便性に鑑み、シラバスをサイトでも公開します。 /Field of Study サブカルチャーと文学 科目キーワード /Course Keywords 幻想文学、SF、批評 科目と関連する実務経験 /Related Practic…

2022年春学期水曜3限シラバス(ゲームデザイン論)

東海大学文化社会学部文芸創作学科で開講する掲題の講義の受講生の利便性に鑑み、シラバスをサイトでも公開します。 サブカルチャーと文学 科目キーワード /Course Keywords ゲームデザイン、シナリオ創作、文芸評論 科目と関連する実務経験 /Related Prac…

「図書新聞」2021年4月16日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八六回 国家論のくびきを超え、ジェノサイドで消された声を聞け」が掲載

発売中の「図書新聞」2021年4月16日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八六回 国家論のくびきを超え、ジェノサイドで消された声を聞け」が掲載されています。 泥沼化したロシア軍によるウクライナ侵攻、許すべからざる強制連行や大虐殺を批判しつつ、以下…

「詩界」No.269(日本詩人クラブ)に「形而上詩の課題――武子和幸『モイライの眼差し』論」を寄稿

「詩界」No.269(日本詩人クラブ)に、8ページの長い批評「形而上詩の課題――武子和幸『モイライの眼差し』論」を寄稿しています。I・A・リチャーズの理論を本格適用。またダンやイェイツについての批評、吉本隆明、エミリー・アプターらも参照しつつ、危難の時…

「図書新聞」2022年4月9日号にマーガレット・ワイス『レイストリン戦記1・2』の書評が掲載

発売中の「図書新聞」2022年4月9日号にマーガレット・ワイス『レイストリン戦記1・2』(安田均・石口聖子訳、KADOKAWA)の書評「魔術師レイストリンの屈託を描きぬき、ファンタジー史を更新した必読の書 RPGシェアード・ワールドの金字塔〈ドラゴンランス 〉サ…

「図書新聞」2022年4月2日号に樺山三英さんとの対談「内宇宙からのゲリラ戦」が掲載

発売されたばかりの「図書新聞」2022年4月2日号に、『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)をめぐる樺山三英さんとの対談「内宇宙からのゲリラ戦 終末論から離れていかに滅亡し、意識を逆流させるかを考える」が、なんと1〜3面ぶち抜きで掲載さ…

『ライクランド綺譚 ウォーハンマーRPG  単発シナリオ集』(ホビージャパン )が発売

メインで翻訳参加した『ライクランド綺譚 ウォーハンマーRPG 単発シナリオ集』(ホビージャパン )が、コノスより発売となりました。 『One Shots of the Reikland』全訳、PDFのみですが、安価で取り回しがよく、短時間でプレイ可、オンラインセッションにも…

蔵原大さん墓参

去る2月22日は蔵原大さんの命日(享年47)。本日、有志でお墓参りに出かけてきました。供えているのは『史学研究とゲーム研究の徒 蔵原大』、『サンワード』(献辞あり)、『再着装の記憶』(言及多数)。一人だとしんみりしてしまうところを、ゆかりの皆さ…

「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue13

「ナイトランド・クォータリー」vol.28、定期購読者に同梱されるペーパー「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue13のご紹介。1面につき原稿用紙5枚ほどの紙幅があり、それが8面ぎっしりと埋まっており、本誌をサポートします。ちょっとした全集月報以…

「図書新聞」2022年3月17日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」の「第八五回 プロパガンダの包囲網から逃れ、「以後」の世界へ跳躍する道筋」が掲載

発売されたばかりの「図書新聞」2022年3月17日号に、いよいよ連載8年目(!)に突入した「〈世界内戦〉下の文芸時評」の「第八五回 プロパガンダの包囲網から逃れ、「以後」の世界へ跳躍する道筋」が掲載されています。 今回は、ロシア政府と軍によるウクラ…

『眠れぬ夜と息つけぬ昼 ウォーハンマーRPG キャンペーンシナリオ』&『ユーベルスライク冒険集』(ともにホビージャパン)の予約が開始

おまたせしました。『ウォーハンマーRPG』第4版日本語版新作です。『眠れぬ夜と息つけぬ昼 ウォーハンマーRPG キャンペーンシナリオ』&『ユーベルスライク冒険集』(ともにホビージャパン)の予約が開始となりました。私は前者の翻訳に参加、後者の翻訳に協…

「ナイトランド・クォータリー」Vol.28「暗黒の世界と内なる異形」、3月10日頃発売

僭越ながら私が編集長をつとめております「ナイトランド・クォータリー」Vol.28「暗黒の世界と内なる異形」、3月10日頃発売です。書店用ポップもできました。 ナイトランド・クォータリーvol.28 暗黒の世界と内なる異形 作者:マイクル・ムアコック,ナンシー・…

「図書新聞」2022年2月26日号で連載「〈世界内戦〉下の文芸時評第八四回 複言語・複文化主義的な探究、ノイズを含むネットワークとしての文学」が掲載

発売中の2022年2月26日付けの「図書新聞」で、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評第八四回 複言語・複文化主義的な探究、ノイズを含むネットワークとしての文学」が掲載されました。連載7年目の最終回は、石原慎太郎の死去を受けて、その差別発言を「石原節」と…

「FT新聞」に『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.19 および 「カラメイコス放浪記」 Vol.1が掲載

2022年1月27日配信の「FT新聞」No.3291に、『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.19が掲載されています。環境の変容、シナリオをどこまで深く記述すべきか、『クトゥルフの呼び声』と比較しつつ考察。複数プロットのシナリオ、オンライン・ツールまで話は進…

『ハヤカワ文庫JA総解説1500』(早川書房)にレビュー15本が収録

『ハヤカワ文庫JA総解説1500』(早川書房)が発売になりました。岡和田が「SFマガジン」2021年8月〜12月号に寄稿した15本のレビューがまるごと収録されています。以下、列挙します。 書籍化にあたって、拙稿に再度の校訂を行いました。その際、大きな訂正を加…

『SFが読みたい!2022年版』(早川書房)のアンケート回答、「2022年のわたし」を寄稿

『SFが読みたい!2022年版』(早川書房)に、ベストSF2021の国内・海外のアンケート回答、および「2022年のわたし」を寄せています。アンケートは状況への批評を意識し、自分が筆頭名義になっていない作品に投票を行いました。 発売されたばかりの『SFが読み…

「GMウォーロック」Vol.4で、T&T情報コーナーを担当

発売中の「GMウォーロック」Vol.4で、T&T情報コーナーを担当しております。ウェッブド・スフィア社による買収劇、『ウィルダーネス・エンカウンターズ』『マップブック』等の汎用サプリメント、さらにはT&T専門誌まで、海外の状況をわかりやすくお伝えします…

「Role&Roll」Vol.208に『エクリプス・フェイズ』の1人用“ 超”入門ミッション「既知宇宙(ノウンスペース)の鍵、二つの指輪」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.208に、『エクリプス・フェイズ』の1人用“ 超”入門ミッション「既知宇宙(ノウンスペース)の鍵、二つの指輪」が掲載! 単体でプレイできるソロアドベンチャーの第四弾。小説とリンクし(未読でも問題なし)つつ、キーナンバー式の新…

「TH」No.89に『再着装(リスリーヴ)の記憶』論「死の探求」(大和田始)が掲載

発売中の「TH(トーキングへッズ叢書)」No.89に、大和田始さんによる『再着装(リスリーヴ)の記憶』論「死の探求」が掲載されています。具体的な収録作品からは、ケン・リュウ「しろたえの袖(スリーヴズ)――拝啓、紀貫之どの」、石神茉莉「メメントモリ」が…

「白亜紀」162号に新作「水際の露光」を寄稿

詩誌「白亜紀」162号(2022年2月1日)に、形而上詩の新作「水際の露光」を寄せました。表面的な新規性とは異なる意味での新しいスタイルを試したくなり、描出される情景にその思いを込めています。 前半部分をご紹介しますが、後半では大きく転調しています。

「TH(トーキングヘッズ叢書)No.89 魔都市狂騒」に、「共有され、変容する多言語の魔都市」、「山野浩一とその時代(18)」、極東ファロスキッカーのライヴ報告を寄稿

発売中の「TH(トーキングヘッズ叢書)No.89 魔都市狂騒」に、「共有され、変容する多言語の魔都市〜『プラハ ヤヌスの相貌』と『都市と都市』」、「山野浩一とその時代(18)M・C・エッシャーと土方潤一のふしぎ世界」、極東ファロスキッカーのライヴ報告を寄…

2022年1月19日付の共同通信で、河﨑秋子『締め殺しの樹』(小学館)の書評「辺境から昭和史描き直す」が配信

2022年1月19日付の共同通信で、河﨑秋子『締め殺しの樹』(小学館)の書評「辺境から昭和史描き直す」が配信されています。そろそろ、全国の各紙に掲載されていく頃と思いますので、お目に留まった際には、よろしくご笑覧お願い申し上げます。 絞め殺しの樹 …

「潮流詩派」268号に、新作詩「アジビラ讃歌――アナキスト向井孝に」と「わたしが響いている」を寄稿

「潮流詩派」268号に、新作詩「アジビラ讃歌――アナキスト向井孝に」と「わたしが響いている」を寄稿しました。前者は『ビラについて』(1983)へのオマージュ。後者は旭川いじめ事件を題材にしていますが、スタイルから筆名にしようか迷ったものの、あえて実名…

「FT新聞」に『トンネルズ&トロールズ』の小説リプレイ「トロールストーン~または伸ばしたブランデストック~」と『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.19が掲載

2022年1月13日配信の「FT新聞」No.3277に、『トンネルズ&トロールズ』の小説リプレイ「トロールストーン~または伸ばしたブランデストック~」が掲載されています。主にT&T第5版時代の断片的な情報から、オリジナルのラルフ大陸の設定を作り、シナリオ化し…

花崎皋平詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(増補版)フライヤー

こちらのエントリで紹介した花崎皋平さんの詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(増補版、クルーズ)のフライヤーが出来たようです。お申し込みの方にはDVDが付くうえ、送料はサービス。振込手数料は郵便局の青色振込用紙でいきますのでお客様負担になります…

 「壘」Vol.11に、新作の形而上詩「バースの女房の産褥」を寄稿

「壘」Vol.11(壘の会/有限会社ネオセントラル、2022年1月15日号に、新作の形而上詩「バースの女房の産褥」を寄稿しました。 主にチョーサーとパゾリーニから題材を借りていますが、根幹をなすのは八杉将司さんへの追悼であるため、ここに全文を公開します。

『再着装の記憶』の書評が、「図書新聞」(門倉直人)と「THATTA」(大野万紀)で出ました

発売の「図書新聞」2021年1月29日号の2面に、門倉直人さんによる『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』の書評「未来を設定することでこそ浮き彫りになる現代 生と死、同一性」が掲載。情報理論と未来学のを組み替え、古典の再…

新刊『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』見本

新刊『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(岡和田晃編、小鳥遊書房2022)の見本が届き、さっそく山野浩一さんのご遺族に送りました。明日20日頃から書店に並びます。中野正一さんのエッシャーをイメージした装画、読みやすい組版、ボリュームたっぷり。SF…

「図書新聞」2022年1月22日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八三回 世論誘導による図式化、翼賛への誘惑を退けるために」が掲載

発売中の「図書新聞」2022年1月22日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八三回 世論誘導による図式化、翼賛への誘惑を退けるために」が掲載されました。今回は、五輪記録映画に関して、NHKと河瀨直美監督による露骨な世論誘導を批判しつつ、以下の作品に触…